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「Seiras」のスペシャルサンクスに名前が載ってて嬉しかったことと「永遠」の話。



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絶賛ツアー中の Timo Alakotila(from Finland)&藤野由佳「Seiras」アルバム発売記念コンサート もうご覧になりました?あるいは予約しました?
私は地元・栃木を回る4/21(日)の小山・Fellowsに行きます。調律バッチリなスタインウェイ、空間自体の響きも大好きなお店・・・ビバ・全国ツアー!!

自分が言うまでもなく素っ晴らしいアルバム(語彙力)でしたが、まさかティモさん来日して生演奏を聴けるなんて!ゲストに「フルートの女王」赤木りえさんも出演。こんな機会は滅多になし、と楽しみにしてる次第。
未知だった方。迷ってる方。出掛けられる範囲にツアーが回って来る方。そう、あなた。
上のサイトから予約して、レッツ観に行きましょう「Seiras」ツアー!

じゃあ、以下は「Eternity / 永遠」がお気に入りな方だけ読んでください。


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「永遠」作曲:藤野由佳

現在、3音源化。Bellow Bears(以下ベロベ)の1stではAcc.とGt.、そしてPer.熊谷太輔さんによるトリオ編成。shezooさんとのデュオ・透明な庭の1stでは「Seiras」と同じ Pf. とAcc. の組み合わせですが、各曲それぞれアレンジが異なります。
(「Seiras」でこの曲を知った方は他のver.も聞いて欲しいな。最後にリンク貼っておきます。)

ライブMC時の「永遠なんて本当はないのかもしれないけれど・・・」と
いう曲説明は、自分がベロベで「永遠」をアレンジするときにも伝えられました。そのとき話を聞いた自分の譜面を見返すと

生い茂る、
絶え間ない、
永続性、
常緑樹のような、
(存在しない)、
アルペジオ、
時計が刻む、
日常、
対比、

といった理解を補強する文言を書きつけていました。
曲に込めたイメージや想いはその人の命そのもの。
音を出す前の理解/共有こそ間違わずに出発したいと思う。
音を出して以降もより深められるように忘れずに在りたいと想う。

で。

この曲にはソロパートがあります。
ソロパートも勿論、コード進行等の指定があったのですがソロはソロであるからして。
その時の自分の気持ちや感情、「永遠」に対する想いを音にしている内に気づけば少しずつ藤野さんの指定からアレンジ/逸脱する箇所が出てきたわけです。

ベロベの1stレコーディング当時はメジャーな、明るい気持ちからスタートしていましたが、最近では例えば不安や戸惑いのような気持ちから飛び立つよな、そんな風に自然となっていました。

「譜面と違うぞ」と怒られはしなかったので、楽曲に対する理解や意図は間違えていない・・はず・・・とは信じていましたが・・・

なので「最近永遠でとってるソロ良い。コード進行等あれば教えて。ティモさんに伝える。」と藤野さんから連絡きた時にはとても驚いたしとっても嬉しかったなぁ!

とはいえ、小節数にしたら僅かに数えられるばかりのもの。

だから「永遠の件でスペシャルサンクスに載せたよ!」と言われた時には更に驚いたし恐縮しましたし、ソロアルバム「秋の光」収録の「なのはな」にも、アイリッシュハープ奏者・梅田千晶さんの名前がキチンと記載されていたなぁと思い出したり(他にも思いあたること頻り)。

音楽に際して何を大切にするのか。
自分もかくありたいと、思うだけでなく実践して行く次第です。

まぁ、実際「Eternity / 永遠」聞いたらティモさんのピアノは(当然ですが)私のアイディアから悠々と飛躍しててすげーーーーとなり、感動するわ二重に恐縮したりするなどでした・・・。

と言うわけで、きっとこの曲もセットリストに入ってるであろうTimo Alakotila(from Finland)&藤野由佳「Seiras」アルバム発売記念コンサート もうご覧になりました?あるいは予約しました?

じゃあ、皆さん会場で。存分に楽しみましょう。

引用:http://www.g-fellows.jp/

豪華特典付ならここだ!なアルバム公式通販サイト

今回のツアーの解像度が上がるフィンランド演奏記

透明な庭「Invisible Garden」

Bellow Bears 1st Album "Lino Rino"


追記:行ってきました

行ってきました。

Timo Alakotila(from Finland)藤野由佳「Seiras」アルバム&発売記念コンサートツアー 小山 Fellows&F-ism 場所へ行ってきました。

素晴らしかった
言葉にするのが勿体無いくらい

LIVEとも言いますけど音楽って本当、生き物。アルバムより更に自由。明後日も出演されるゲストの赤木りえさんのフルートも圧巻、更に豊かな風を。女王の風格!
ツアーは明日23日の千穐楽を残すばかり。
豪華ゲスト陣参加のSeirasコンサート最終日、初めての人はもとより、デュオを一度見た人も更に楽しめると思う!!


Pf,Accは今回ノンPA。Fellowsはステージと客席との距離も近くて、響きも抜群。お二方の生々しいタッチを間近で堪能。

特にSo far、息合いすぎてて突き抜けてた・・・
おっと。思わず漏れてしまった。
新曲のトレイルも素晴らしく、かなうことならまたこのライブを開催して欲しいものです。

ピアニストによって基準Hzから変える調律をされる、と店主から聞いたことありますけど、今回はキラキラを狙った調律とMCにありました。ハコ(と敢えて表現しますが)の響きと相まって抜群。

(所でFellowsのピアノって所謂NYスタインウェイなのかしらん)
FacebookでFellowsさんからお返事ありました。

昨夜はありがとうございました♪
NYですよ。ハンブルグよりもNYの響きと鳴りが好きなのであのピアノを探しました。ピアノの実力を存分に引き出してくれたティモさんのプレイは素晴らしかったです

終演後、抽象的な質問をTimoさんに質問したところ、大変紳士的にご回答頂く。多分多義的な意味で使われた単語を反芻しながら帰路へ。大切にしたい。

大人気物販コーナー!
最後ジャンケン大会が開かれるくらいでした。
優勝者の方からそっと面白い話を聞かせていただいて、徳というものは積んでおくに越したことはない、とそう思いました。

トリッパ久々に食べたけどやっぱり美味しかったー!美味しいお料理と素晴らしい音楽。最高ね。

思いがけず再会できた方とお話できたり、楽しい音楽の時間でありました。

Kiitos paljon!





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