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アフリカ バカ族のポリフォニー
テレビの無い暮らしになって早数年。
なので、件のNHK番組は見ていないのだがSNSで記事の紹介に接し、その内容が興味深く面白かった。
アナリーゼ。に取り組む前のメモ的にデータを残そうと思う。
出典
BS「フロンティア」取材班 小泉世里子
記事だけでもとっても面白かった。一読を勧めたい。
話は逸れるが、異文化との接触に際してピダハンを思い出した(漫画・「働かないふたり」でビブリオフィルの兄が読んでいる漫画的な記号化された表紙から、このタイトルを推察されていた方がコメント欄にいらして驚愕した記憶)。
譜面と音源 七人のポリフォニー
採譜者は
沖縄県立芸術大学の非常勤講師で民族音楽を研究する古謝麻耶子さん
氏はB/G#m且つリズムは譜ヅラの読み易さを考慮されてか3連で採譜されている。
和声に着目するために移動ド(C/Am)に直した。BPMは記事内リンクの歌うシーンから近似値を設定した。
![](https://assets.st-note.com/img/1715563838538-mtHEhWIAlH.jpg?width=1200)
使用されるノートと各パート毎の音源
便宜上、歌い手の上から順に1st〜7thと割り振った。
歌うのは基本女性で、男性は太鼓を叩くなどするらしい。画像からは男女混声の可能性があるかどうかも未視聴の為分からず、同じ打ち込み音源(スティールギター)で揃えた。
1st レミソラシ DEGAB
2nd レミソシ DEGB
3rd ミソラ EGA
4th ドレミソラシ CDEGAB
5th レミソラシ DEGAB
6th レミソ DEG
7th レミソラシ DEGAB
全パート(2回繰り返し)
メモ・雑感
・スケールとして捉えるならペンタトニック、というよりかはdorと捉える方が良いのだろうか。
・トニック、トーナルセンター、いずれにせよDっぽい。
・出典記事では4度の記述があったが、9度や長7度も。
・逆に3度のハモリはない。
・5thのリズム、ポリって3拍子走ってそう。
・3rd、6thで使用されるのは3音。下部か内声を想起させられる。
譜面等の不備あればご指摘いただけると幸いです。