私的音楽アーカイブ82(ハンクモブレー、リーモーガンほか)
811.山中千尋:Forever Begins
812.サドジョーンズ=メルルイスオーケストラ:CENTRAL PARK NORTH
813.クリフォードブラウン:JAZZ IMMORTAL
814.ローリンドアルメイダ:VIVA BOSSA NOVA
815:Mr.Children:SENCE
816:チャールスミンガス:MINGUS THREE
817.ハンクモブレー、リーモーガンほか:MONDAY NIGHT AT BIRDLAND
818.マイルスデイヴィス:FIRST MILES
819.エリックドルフィー:LOOKING AHEAD
820.チャーリーパーカー:CHARLIE PARKER ON DIAL vol.2
⚫︎817.ジャズはどういう経緯を辿って聴くようになったかのプロセスが重要だが、この作品はまさに、ジャズの入り口で聴いた音楽として僕にとって大きな意味を持つ。
このアルバムはハンクモブレーやリーモーガンなど当時のハードバップにおけるスタープレイヤーを豪華に集めたセッション。当時のモーガンは本当に超高速の弾丸の如く強烈なパワーがあり、触れれば即飛び散りそうな破壊力を持っていた。
一方、盟友であるハンクモブレーはモーガンほどの破壊力はないものの、歌心のあるフレーズと誰にでも合わせられる柔軟性はまさにサックスの王道をいくものだった。今聴くと王道すぎる感もあるが、当時の時代状況を考えれば革新的かつスリリングな演奏だったのは間違いない。
リー・モーガン(tp)カーティス・フラー(tb)ハンク・モブレー(ts)ビリー・ルート(ts,bs)レイ・ブライアント(p)トミー・ブライアント(b)スペックス・ライト(ds)
1958年、ニューヨーク・バードランドでライブ録音