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スペインのセビリア。中世にはイスラム教徒の支配下に置かれ、世界遺産の王宮のアルカサルやヒラルダの塔がイスラム建築として残されています。

今回はスペインのセビリアです。

セビリアはスペインの南部に位置し、アンダルシア州の州都です。
スペインの首都マドリードからの距離は約530キロで、高速鉄道だと約2時間半、車だと5時間から6時間くらいかかります。
人口は約70万人でスペイン国内では4番目に大きな都市となっています。

日本では「セビリア」と呼んでいますが、スペイン語での正式な名称は「Sevilla」です。
発音としては「セビージャ」「セビーヤ」という感じ。
英語では「Seville」で発音は「スヴィル」「スィヴィル」という感じです。
日本語とまったく違う感じなのでちょっと混乱します(笑)

セビリアの歴史は非常に古く、ローマ帝国時代から重要な都市として栄えたそうです。
中世にはイスラム教徒の支配下に置かれ、世界遺産の王宮のアルカサルやヒラルダの塔がイスラム建築として残されています。
コロンブスの新大陸発見後には、セビリアはスペイン帝国の重要な貿易港として大いに発展しました。

セビリアの観光名所ですが、まずはアルカサル。
ここはセビリアにある王宮です。昔のイスラム教徒の宮殿を改装して作られたもので、たくさんの美しいタイルや庭園があります。
かなり大きくてキレイな王宮でした。

次に、ヒラルダの塔。
ここはイスラム教のモスクの一部として建てられましたが、今はセビリア大聖堂の一部になっています。塔の頂上に登ると、セビリアの街を一望できます。階段ではなく坂を登っていく不思議な塔で、頂上からの景色は素晴らしかったです。

そして、セビリア大聖堂。
ここは世界で3番目に大きい教会で、内部にはコロンブスのお墓があります。ゴシック様式の建築ですが、ここもかなりのスケールでした。

スペイン広場は大きな広場で、1929年の万国博覧会のために建てられました。半円形の建物が広場を囲み、美しいタイルで装飾されています。
映画のロケ地としても有名だそうです。

そしてセビリアの闘牛場。
スペインでも特に有名で、毎年4月から10月にかけて多くの闘牛が行われるそうです。

セビリアはまた、フラメンコの発祥の地としても有名です。
市内には多くのフラメンコバーがあって踊りと音楽を楽しめます。
私は小さいホールのようなところで見学しましたが、男性も半分くらいの時間を踊るフラメンコで私のイメージとちょっと違う感じでした。

ということで、なかなか見どころが多いセビリアでした。

以下がセビリアの写真です。
街の雰囲気だけでも伝わればうれしいです!

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