【葬送のフリーレン】アニオリ要素一覧:第13話・第14話
アニメ『葬送のフリーレン』は、基本的に原作漫画のストーリー・表現を忠実に再現していますが、幾つかアニメオリジナル(アニオリ)の描写が含まれています。
例えば以下記事のように、アニメに登場する世界地図は、原作漫画よりも詳しく描かれています。
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第13話・第14話に登場する、アニオリ要素を紹介します。
原作漫画の表現の範囲内で、演出として差し込んでいる描写は、対象外とします。(境界線は難しいですが…)
あくまで私が気になった部分なので、全てのアニオリ要素ではないことは、ご了承ください。
漫画「葬送のフリーレン」の単行本全11巻107話までの記述内容を含むので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
第13話
ザインのハマり具合が深い
底なし沼にハマったザインと、偶然出くわしたフリーレンが会話するシーンで、ザインが原作よりも深く沼にハマっていたのが、アニオリとして追加されていました。
毒蛇の色
シュタルクが毒蛇に噛まれるシーンで、毒蛇の色が全体的に灰色だったのに対し、原作漫画の扉絵にいる毒蛇は赤色だったので、ちょっとしたアニオリ要素でした。
また、アニメでは毒蛇はシュタルクを噛んだあと、草むらへ逃げていきましたが、原作漫画ではフリーレンが足で捕まえていました。
ザインが飲んでいる場所
シュタルクが単独でザインを説得に行く場面で、ザインの飲んでいる場所がフリーレン達の宿の下だということが、アニオリとして追加されていました。
原作漫画では具体的な場所は言及せず、広場の近くに酒場がある設定でした。
またザイン達が行っていたカードゲームのことを、原作漫画では「ポーカー」と表現していましたが、アニメでは「ギャンブル」とボカして表現していました。
村長から取り戻した服
フェルンがシュタルクやザインの服などを取り戻すシーンで、原作漫画では店みたいなところから買い戻していたのに対し、アニメではギャンブルに勝った村長を説得して取り戻していました。
またフェルンがザインに服を返す際に、原作漫画では地面に投げ捨てるような感じで返していましたが、アニメではザインに被せるように投げ返していました。
ハイターは見た
ハイターがザインの兄への説得に失敗した後、窓に向かってザインに冒険譚を話すかなと言う場面で、ドアの向こうにいるザインを窓ガラス越しに見るハイターが、アニオリとして追加されていました。
原作漫画では、ハイターがザインを見ていたかどうかは、明確には描かれていませんでした。
第14話
時計台を見るフリーレン
第14話の冒頭で、フリーレン達はラート地方の街を歩くシーンから始まり、おもむろにフリーレンが上を向いた後に、勇者一行の回想が始まった一連の流れが、アニオリとして追加されていました。
フリーレンが上を向いた先には、時計台があったので、おそらくフリーレンがヒンメルから指輪を貰った時の前後の記憶を、その時計台きっかけで思い出したのだと思います。
謝るフェルン
フェルンとザインが露店の前で会話した後に別れる場面で、その前に八つ当たりでローキックしたことについて、フェルンが謝るシーンがアニオリとして追加されていました。
滑るフリーレン
フェルンとシュタルクが仲直りしたことを、屋根越しに覗いていたフリーレンが、ザインの隣へ移動する際に、すべり台みたいに降りていく様子がアニオリとして追加されていました。
頭を撫でるフリーレン
フリーレンがザインの頭を撫でる場面で、原作漫画ではザインが向かって右側にいたのに対し、アニメでは左側にいました。
これは回想シーンで、フリーレンがハイターの頭を撫でる際に、ハイターが向かって左にいたので、その構図と重ねるために、配置を逆にしたのだと思われます。
驚くフリーレン
ヒンメルがフリーレンに指輪を渡す場面で、急に目の前で跪いたヒンメルに驚くフリーレンが、アニオリとして追加されました。
原作漫画ではほぼ無表情だったフリーレンなので、アニメではちょっとドラマティックに描いた感じですね。
まとめ
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第13話・第14話に登場する、アニオリ要素を紹介しました。
他に紹介していないアニオリ要素がありましたら、コメント欄にて教えていただけると有り難いです。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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