【葬送のフリーレン】アニオリ要素一覧:第17話・第18話
アニメ『葬送のフリーレン』は、基本的に原作漫画のストーリー・表現を忠実に再現していますが、幾つかアニメオリジナル(アニオリ)の描写が含まれています。
例えば以下記事のように、アニメに登場する世界地図は、原作漫画よりも詳しく描かれています。
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第17話・第18話に登場する、アニオリ要素を紹介します。
原作漫画の表現の範囲内で、演出として差し込んでいる描写は、対象外とします。(境界線は難しいですが…)
あくまで私が気になった部分なので、全てのアニオリ要素ではないことは、ご了承ください。
漫画「葬送のフリーレン」の単行本全11巻107話までの記述内容を含むので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
第17話
食事前の祈り
冬越えする小屋の中で、フリーレン達が食事をする際に、その前に祈りを行っている様子が、アニオリとして追加されていました。
これはシュベア山脈の麓の小屋で冬越えした際にも、クラフトと共に祈りを行っていたので、それを引き継いだものだと考えられます。
ザインとの旅の回想
冬越えを終え、フリーレン達がザインと別れる前日の夜に、ザインがこれまでの旅を思い出す回想シーンが、アニオリとして追加されていました。
山小屋の乳牛
風邪を引いたフェルンを看病するために訪れた山小屋にて、乳牛を飼っている様子と、その乳牛からミルクを搾るシュタルクの描写が、アニオリとして追加されていました。
山小屋の生活感を出すために、乳牛を追加したのが主な目的だとは思いますが、その前の場面でフェルンの肩を強く押さえたシュタルクが、力加減を調整できるようになったという対比を描写したかった可能性も考えられます。
お姫様抱っこ
風邪を引いたフェルンを、近くの山小屋へ連れて行く場面で、シュタルクがフェルンをお姫様抱っこしている描写が、アニオリとして追加されていました。
原作漫画では、シュタルクは単にフェルンを背負っていました。
山小屋の住人への感謝
フェルンの体調が良くなり山小屋から旅立つ際に、フェルンが山小屋の住人へ感謝を伝える描写が、アニオリとして追加されていました。
第18話
空が半分しか見えなかった
不貞腐れたフリーレンが、フェルンの膝を枕にして寝転んだ際に、フェルンの胸で顔が半分隠れる描写が、アニオリとして追加されていました。
原作漫画ではそこまで隠れていなかったので、アニメを見た時はついつい笑ってしまいました(笑)
オイサーストの照明
一級魔法使い試験を受けるために訪れた魔法都市オイサーストにて、街灯や図書館の照明が青い光を放っていました。
これはおそらく、魔法を使った光を表していると考えられ、実際カンネやフリーレンの杖が青い光を放つ描写からも、魔法の光を表現していると考えられます。
ケーキの蝋燭の数
一級魔法使い試験までの修行の期間に、フェルンとシュタルクがフリーレンをケーキで祝う場面がありましたが、その蝋燭の本数が原作漫画よりもかなり多かったです。
ちなみにフリーレンの誕生日は、自身でさえも忘れているのかなと想像しており、フェルンが勝手に誕生日を決めたのかなと思っています。
ユーベルとゼンゼ
ファルシュが一級魔法使い試験の受験者を紹介する場面で、ユーベルの紹介中に彼女がゼンゼのほうを向く描写と、それに対してゼンゼが怪訝な表情をする描写が、アニオリとして追加されていました。
これは後々描かれますが、ゼンゼの魔法がユーベルのものと相性が悪いことから、怪訝な表情を浮かべたのだと考えています。
水に濡れるフリーレン達
隕鉄鳥が音速を超えて逃げた後に、湖の水が吹き上がりフリーレン達が濡れてしまう描写が、アニオリとして追加されていました。
これは濡れる描写を入れることで、隕鉄鳥が水辺に集まる習性があることを暗に示唆していると考えています。
魔物に捕まるカンネ
カンネが鳥の魔物に襲われた際に、その魔物の爪でカンネが捕まる描写が、アニオリとして追加されていました。
原作漫画では特に捕まる描写はないため、より危機感のある描写を採用し、画面の引きを作ったのだと考えています。
おまけ
アニオリというほどでは無いですが、フリーレンが可愛かったので、以下を追加します。
ジト目フリーレン
フリーレンがシュタルクに「クソババァ」と言われたことを、根に持っている時のフリーレンのジト目の表情が可愛かったです。
耳ピョコフリーレン
フリーレンが聖杖の証をヒンメル達に見せた後に、それを首に掛けようとした場面で、紐が耳に引っかかってピョコンとするところが可愛かったです。
まとめ
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第17話・第18話に登場する、アニオリ要素を紹介しました。
他に紹介していないアニオリ要素がありましたら、コメント欄にて教えていただけると有り難いです。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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