【葬送のフリーレン】過去記事振り返り：アニメ第28話で面白かった演出について
このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。
葬送のフリーレンのアニメ第28話は、第一シーズンの最終回だったので、演出に気合が入っていた気がします。
面白いと思った演出の例としては、フリーレンの旅の中での変化についてです。
まず第28話の冒頭にて、あくびをするフリーレンが登場しますが、これは第1話でのヒンメルを待つフリーレンのあくびと重ねており、「変わらないフリーレン」を表現しています。
原作：山田鐘人・アベツカサ 監督：斎藤圭一郎 アニメ「葬送のフリーレン」第1話より
原作：山田鐘人・アベツカサ 監督：斎藤圭一郎 アニメ「葬送のフリーレン」第28話より
一方第28話の最後にて、ヒンメルの後ろ姿の回想の後にフリーレンが笑うシーンが登場しますが、これは第1話のヒンメルとの思い出を回想し泣き出すフリーレンと対比しており、「変化したフリーレン」を表現しています。
原作：山田鐘人・アベツカサ 監督：斎藤圭一郎 アニメ「葬送のフリーレン」第1話より
原作：山田鐘人・アベツカサ 監督：斎藤圭一郎 アニメ「葬送のフリーレン」第28話より
このように第1話と第28話で、フリーレンの変化しなかった部分と変化した部分を表現しているのは、きれいな演出ですよね。
その他の詳細については、以下の記事にありますので、興味があれば御一読ください。