【葬送のフリーレン】言葉・場面のリフレイン:頭を撫でる①
漫画「葬送のフリーレン」には、様々なリフレイン(繰り返し)が組み込まれています。
それらを意識しながら読み進めるのも、この漫画の一つの楽しみだと考えています。
リフレインの種類についての概要はリンクを参照して頂き、以下では具体例について紹介します。
対象は単行本全12巻117話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
本記事で紹介するのは、言葉・場面のリフレインの「頭を撫でる」です。
「頭を撫でる」について
漫画「葬送のフリーレン」では、誰かが何かを成し遂げた時や、誰かが落ち込んでいる時などに、頭を撫でる描写が繰り返し登場します。
本作品は比較的セリフの少ない作品ですが、その行動をすることで、両者の関係性が端的に伝わるようになっています。
本記事では、頭を撫でる具体例や、その時の相手の反応などを整理して紹介したいと思います。
「頭を撫でる」フリーレン
まずは、頭を撫でる描写が一番多い、フリーレンの具体例を紹介します。
フェルン
師弟という関係性もあって、やはりフェルンの頭を撫でる描写が一番多かったですね。
以下の4つの例は、フェルンが良いことを言ったり、何かを達成した際に、褒める意味で頭を撫でています。
また、以下の2つの例は、フェルンが不安になった時に、なだめる意味で頭を撫でています。
あとは、フェルンがフリーレンの背を抜いた時に、頭を撫でていましたね。
フリーレンはフェルンを子供の頃から見ているので、子供のような感覚で頭を撫でているようですね。
ザイン・ハイター
フリーレンはザインに対しても、たまに頭を撫でます。
フリーレンに頭を撫でられた時の、ザインの反応は薄いですが、実際は悪い気分ではないみたいです。
フリーレンがザインの頭を撫でるのは、ハイターの影響が大きいと思います。
というのも、過去にフリーレンは、大人の振りをして格好をつけていたハイターに対し、女神様の代わりに頭を撫でたことがあります。
ザインもフェルンやシュタルクに対し、大人の対応をすることが良くあり、ハイターと重なる部分があるので、ザインの頭を撫でるのだと思います。
その他
フリーレンは一級魔法使いの第一次試験にて、同じパーティーだったカンネとラヴィーネを、よく頑張ったと言って頭を撫でています。
カンネは素直に嬉しそうな反応でしたが、ラヴィーネはちょっと反発しているのが、二人の性格をよく表していますね。
最後に、細かいですがゾウガメっぽい動物の頭も撫でていました。
シュタルクの頭は撫でていない
意外にも、同じ冒険者パーティーであるシュタルクに対しては、頭を撫でる描写が無かったです。
もちろん言葉で褒めたりすることはあるのですが、おそらくシュタルクの身長が高いので、頭を撫でる描写が無いのかなと考えています。
(いや、もしかしたら、クソババァって言われたことを、根に持っているからかも…)
「頭を撫でる」フェルン
フェルンも、数は少ないですが、頭を撫でる描写が登場します。
フリーレン
フェルンはフリーレンのお母さん的な役割なので、頭を撫でる描写が多いかなと思っていましたが、現時点では以下の1つしか無かったです。
早起きしたフリーレンを褒める時も、頭を撫でていないですし、意外とフェルンは師弟という関係性を真面目に守っているんですね。
シュタルク
同じパーティーであるシュタルクに対しても、頭を撫でる描写があります。
フェルンとシュタルクは、あまりベタベタと触り合う関係ではありませんが、この時は落下した時にシュタルクを下敷きにしてしまったので、さすがに謝る意味も込めて頭を撫でていました。
ただ、フェルンから頭を撫でる提案をすると、シュタルクは面倒臭い反応をします。
その他
フリーレンを尾行している時に、猫の頭を撫でていました。
長くなりましたので、他の具体例については以下記事にてまとめました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。