
【葬送のフリーレン】面白かったファンブックの記述
最近発売された「葬送のフリーレン 公式ファンブック」は、単行本全12巻までの内容が整理されており、世界観を横断的に俯瞰するのに便利です。
本書は基本的には、漫画本編の内容を整理したものではありますが、たまに本編では直接言及されていない内容もあるため、それを発見するのも楽しみの1つです。
本記事では、「葬送のフリーレン 公式ファンブック」に記載されている内容の中で、個人的に面白かった記述をピックアップして紹介したいと思います。
漫画「葬送のフリーレン」の単行本全12巻117話までの記述内容を含むので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
葬送のフリーレン
フリーレンの戦い方を紹介する箇所で、以下の記述がありました。
日常的に体外へ放出する魔力を十分の一以下に抑え、魔族の油断を誘う。魔族によって"葬送"の二つ名が付いた。
特に不思議な記述ではないのですが、改めて"葬送"という二つ名は、魔族が付けたものであると確認しました。
漫画の描写でも、断頭台のアウラの配下であるリュグナーが、フリーレンのことを"葬送"の二つ名で呼んでいましたが、それが魔族によって付けられたことは直接言及されていなかったので、ファンブックにて確認できたのは良かったです。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第17話より
フェルンの魔力観測能力
フェルンの戦い方を紹介する箇所で、以下の記述がありました。

フェルンの得意技の1つに、「魔力探知範囲外からの超遠距離射撃」がありますが、なぜ攻撃がピンポイントで当てられるのかが、ずっと疑問でした。
しかし今回のファンブックの記述により、魔力探知の能力、特にその探知範囲が優れているために、攻撃を当てることができたのだとわかりました。
実際その得意技がご都合展開にならないように、フェルンがゼーリエの魔力のゆらぎを見破ったことを事前に入れることで、魔力探知の能力が優れている伏線にしていたのだと考えられます。

フリーレンの嫌な顔
フリーレンの様々な表情を紹介する箇所で、以下の記述がありました。

上記の顔は結構登場しますが、嫌な顔だったんですね。
カンネとラヴィーネの喧嘩を見ていたフリーレンは、嫌な気分だったらしいです(笑)

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第37話より
ゼーリエの魔法
ゼーリエの戦い方を紹介する箇所で、以下の記述がありました。

上記の攻撃魔法は、ゼーリエがマハトと戦った際に使ったものですが、圧縮した魔力を放つ魔法だったらしいです。
なんとなく形も似ているので、ソリテールが使う魔法と同類のものだと思われます。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第97話より
以下の描写のように、ゼーリエが使う魔法は謎のままのものが多いので、今後正体が明かされることを期待しています。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第93話より
ゲナウの好きな生き物
ゲナウの人物紹介の中で、以下の記述がありました。
好きな生き物
鳥
ゲナウは確かに、鳥に関係する描写がたくさんあるので、この記述には納得しました。
実際以下の描写のように、一級魔法使いの第一次試験にて、隕鉄鳥という小鳥を用いているのも、ゲナウの趣味だったんですね。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第38話より
ラヴィーネの好きなもの
ラヴィーネの人物紹介の中で、以下の記述がありました。
好きなもの
カンネの笑顔
普段はカンネに当たりの強いラヴィーネですが、好きなものがカンネの笑顔なのには笑ってしまいました。
漫画本編でも、確かにカンネの笑っている顔が可愛いとは言っていましたね。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第38話より
ラオフェンの好きな食べ物
ラオフェンの人物紹介の中で、以下の記述がありました。
好きな食べ物
デンケンが買ってくれるドーナツ
おそらく漫画本編の以下の描写からの記述だとは思うのですが、「デンケンが買ってくれる」という所が、完全に孫ですね(笑)

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第46話より
検死魔法
民間魔法を紹介する箇所で、以下の記述がありました。

単純に検死魔法が民間魔法だったのかと驚きました。
漫画本編では、女神様の魔法も使えるメトーデが、検死魔法を使っていたので、てっきり女神様の魔法の一種なのかなと思い込んでいました。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第71話より
まとめ
本記事では、「葬送のフリーレン 公式ファンブック」に記載されている内容の中で、個人的に面白かった記述をピックアップして紹介しました。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。