【葬送のフリーレン】アニオリ要素一覧:第1話・第2話
アニメ『葬送のフリーレン』は、基本的に原作漫画のストーリー・表現を忠実に再現していますが、幾つかアニメオリジナル(アニオリ)の描写が含まれています。
例えば以下記事のように、アニメに登場する世界地図は、原作漫画よりも詳しく描かれています。
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第1話・第2話に登場する、アニオリ要素を紹介します。
原作漫画の表現の範囲内で、演出として差し込んでいる描写は、対象外とします。(境界線は難しいですが…)
あくまで私が気になった部分なので、全てのアニオリ要素ではないことは、ご了承ください。
漫画「葬送のフリーレン」の単行本全11巻107話までの記述内容を含むので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
第1話
女神様の壁画
勇者一行が魔王討伐後に、王様の前で功績を讃えられますが、その場所にあった壁画には女神様が描かれています。
なぜ女神様と判断したかについては、以前の記事にて触れているので、時間があれば御一読ください。
アイゼンまだまだ現役
魔王討伐から50年後のエーラ流星を、綺麗に見るための場所に移動する途中で、勇者一行は魔物に出会います。
トドメはフリーレンが決めますが、魔物を怯ませるために、アイゼンが機敏な動きをしていたので、まだまだ現役で戦えそうです。
メルクーアプリンとルフオムレツ
ヒンメルの葬儀の際に、フリーレンは勇者一行での旅の記憶を思い出しますが、その一つの酒場での食事の場面で、フリーレンの好物のメルクーアプリンと、ヒンメルの好物のルフオムレツが映っていました。
鏡蓮華の指輪
ヒンメルの葬儀後に、王都の出口の門の前にて、ハイターの乗る馬車を待つ場面で、フリーレンが指輪を手にしている描写がありました。
これは漫画「葬送のフリーレン」第30話の「鏡蓮華」というエピソードと関係しており、ヒンメルとの繋がりを表す描写でもあります。
調理場で作業するフェルン
フリーレンとハイターが20年振りに再会し会話している際に、フェルンは調理場にて茸の処理をしていました。
この描写は漫画原作にはありませんが、後のハイターが亡くなる前のフリーレンとの会話の場面でも、フェルンが調理場で作業しており、2人の会話を聞いていたという伏線になっていました。
賢者エーヴィヒの魔導書の内容
フリーレンが賢者エーヴィヒの魔導書の解読を依頼された際に、その本の内容が映る場面がありました。
以前の記事でも触れていますが、そこにはどことなく断頭台のアウラが使う服従の天秤に似ている絵が描かれています。
詳しい説明は、以下の記事をご参照ください。
第2話
魔法使いに必須の3つの要素
フリーレンがフェルンに魔法を教える場面にて、魔法使いに必須の3つの要素を説明する描写がありました。
以下がその3つの要素です。
魔力の量
魔力を打ち出す力の強さ
コントロールする力
原作漫画では、明記していなかったので、完全アニオリ要素ですね。
写真を撮る魔法使い
フェルンがハイターに救われた時の回想にて、フェルンの両親と共に、ロケットペンダント用の写真を撮る描写がありました。
おそらく右にいるのは、写真を撮る魔法使いです。
写真を撮る魔法使いについては、後の話でザインもロケットペンダント用の写真を撮ってもらっており、その際の魔法使いの杖の形が、上記の魔法使いと一致していることから、同一人物だと考えられます。
フェルンは南側諸国出身、ザインは北側諸国出身なので、この魔法使いは大陸中を旅しているのかなと想像しています。
魔法の杖の出し方
ヒンメル像の清掃を始める際に、フリーレンは自身の杖を出していましたが、何にもないところから、パッと出している感じでした。
一応原作漫画でも、ヒュンと出している場面があるので、それを再現した形だと思います。
シードラットの追いかけ方
蒼月草を探索する途中で、シードラットを追いかける場面があり、その際におそらく魔法にて足跡が浮かび上がっている描写があります。
単純に魔力探知を可視化したものとも言えますが、原作漫画でも竜を追跡するのに魔力の痕跡を追跡する描写があるので、フリーレンもしくは魔法使いにとっては普通に使う魔法っぽいです。
花畑を出す魔法を使った場所
勇者一行との旅の中で、廃墟となった教会らしき建物で、フリーレンが花畑を出す魔法を使う場面が登場します。
原作漫画では、何もない場所でその魔法を使っていたので、なんとなく絵の立体感を出すために教会を入れたのかなと推察しています。
まとめ
本記事では、アニメ『葬送のフリーレン』第1話・第2話に登場する、アニオリ要素を紹介しました。
他に紹介していないアニオリ要素がありましたら、コメント欄にて教えていただけると有り難いです。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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