夏の余韻で歩けなくなった
すっかり秋とはいえ暑い日が続いたので、素足にスカートで出かけた。
夕方、意味のない散歩で緑の匂いとか嗅いで、優雅なきもちでチルアウトしてたら
草の茂みから黒い集団が!
蚊がうじゃうじゃ集まって遅れた青春を謳歌している...しまった..夏は常備していた虫除けスプレーも、衣替えと一緒にしまいこんだところだった。
このあと、いつのまにか忍び寄った奴らによって私の平和は切り裂かれる🕊
たかが虫刺され、されど虫刺され。
直後、完全にやられていた。一緒にいた母も腕に2カ所ほどさされて痒がっていたが、私のはなんか違った。ぜんぜんかゆくはない。むしろ、痛い!ていうかだいぶ痛い。
刺されたところがチクーッと、
太い針のような痛さがつらぬく。
これ蚊じゃなくない?おかしいもんこの痛さ。蚊のやることじゃないよね?とか1人さわぐ私を誰も相手にしてくれず、みかねた料理屋の女将さんが虫刺されパッチをくれたので、かゆくはないんだけどねとか言いながらも貼った。(料理、とても美味しかった)
翌朝。起きると足が赤くパンパンに膨れ上がっていた!
こわい!痛い!熱い!さらに本日はかゆくもなっていた!
病院に行ったら?といわれたけど
虫刺されで病院に行くのは大袈裟なんじゃないかとおもってしまった。この判断が良くなかったか、夜になるとみるみる腫れが広がって、身体中に熱がこもる感じで嫌な予感がしたので、ピッとおでこに体温計をあててみた。
37.2℃!!!微熱!!!
おお..微熱2020はまずい..
足からの突発的な熱かもしれないけど、
もしもあのあれだった場合はまずい。
不安と熱さで朦朧としながら次の日も熱は下がらず、
大事をとって予定を断ることにした。ううう。
虫刺されのクリームみたいなものを塗ってみても跳ね返すように腫れは広がり、歩くと響くような痛みになってきた..!
痛くて立っていられない。
さすがに支障が出てきたので急いで皮膚科に行くことに。その道中もズンズンして足が重い。ズボンの裾を捲ると立派なお山が出てきて、先生もアララ!と声をあげて驚きながらも迅速に処置してくれた。
こんなに腫れた状態でもはや何に刺されたかはわかりませんが、噛まれた傷口に菌が入って炎症が起きている、らしい...
立ったり歩いたりすると腫れが広がるので
足を高く上げて、安静に過ごしてください
抗生物質の飲み薬と軟膏を処方されて、1週間後にまた来院することになった。蚊(?)に刺されてこんなことになるとは。
痛みは身体が使わないように出してる信号だから言うこと聞いて休ませてあげて、といわれた。ですよね。
ということで、なにかの虫刺されによって2、3日寝込んでしまった。少し熱っぽいので、といって周りの人に心配をかけたのに、虫刺されでしたと言うのはなんだかちょっと恥ずかしい。
基本こんなかんじの体制で一日を過ごした。
4日くらい経ってようやく痛くも痒くもなくなった。季節の変わり目、密や風邪やウイルスはもちろん、人のすくない草陰にもご注意を...虫たちの振り絞る最後の力、侮れないです。