目を閉じて卓球できない
明るくてよく喋ると言われることがある。
ある程度自覚もあるし確かにそうなんだけど、未だに人見知りもするし、なんとなく相手に同調してしまい、自分の意見や伝えておきたかったことに後から気がついて悔やんだりすることもまだまだある。
そうやって悔しい思いをよくしたので、ときには意識的にわがままになったり正直になってみたり堂々とふるまおうと心に誓っている。
しかし根が内気なのでいつでもどこでもオープンマインドではいられない。
そんな私なので日常、接客を受ける場面がどうも苦手。役者という職業でただでさえ存在があやしげなので、平日にふらっと立ち寄った先で「お仕事何されてるんですか?」とか「今日はお休みですか?」「何されてたんですか?」とか聞かれた日にはヒヤヒヤの汗だくだ。怪しさが浮き彫りにされそう。何か返したところで広げられても焦る。
服もあんまり迷わないし、目星をつけて買いに行くことも多いので、試着したければ自分から声をかけたい。好きなだけ手に取って決めたいので基本的にはそっとしておいてもらうのが1番うれしい。でも話しかけられると何故か自分でも会話を弾ませてしまい、店員さんからの説明がすでに知っていたことだとしても、何故か全力で新鮮なリアクションをとってしまう。
それって売り上げにも繋がらないしお互いになにも得ない可能性高いけど何故かやってしまう...逆に迷惑行為かもしれなくて反省すらする(知識のある人からその服のストーリーや情報を教わるのは大好き!)
そして女性には欠かせないサロン色々。
髪の毛やまつげや脱毛、マッサージ整体鍼灸...色んなサロンに癒され支えられているけど、まずはとにかく心地良さを求めたい。技術も立地も価格も良くて気に入っても、お店の方との相性で断念してしまうことがよくある。まつげパーマで目を閉じている間にも、パワフルな世間話を続けるのは個人的に至難の業...途切れない言葉のラリーを返すよりほかない
話しかけてくれるのは優しさ故まったく悪気はないと思うので、無視できなくてこまってしまう。それでも何度か来店してみるものの、やっぱり気疲れして逆に肩が凝る。
そんな感じなので決めたお店には一途になりがち。引っ越ししたらまず調べるのは
近くの鍼灸院、マッサージ、整骨院、まつげサロンと皮膚科、クリニック各種。あと八百屋とスーパーと銭湯があるかどうか。(美容院は遠くなっても通う)
ちょっと疲れたとき、大切な日の前、いざというとき心置きなくお任せできるサロンや病院があるとうれしい。
出会いと別れを繰り返して、心を決めたお店とそこで迎えてくれるお姉さんのことなんかを次回は書きたいとおもいます。