【ヘンな家族の珍事件】パパと娘の旅行
『レンタル彼女で自分を客観視!』
幼稚園の先生っぽい管理栄養士/寄り添い系レンタル彼女/結婚相談所助手/イラストレーター/重度の運動音痴/岩井ゆりにゃん(@yurina_rkp)です。
みなさんは幼少期の頃に家族で旅行に行ったことがありますか?
私の家族については私のnoteを見てくださっている方からしたら分かるかと思いますが、友達からはおじいさんだと思われていた父と、100歳を超えた祖父と、女児の私という変わってる家族なんです。
どう変わっているか知りたい方!是非過去のnote読んでください!
まあ、なので、特殊な私の家族は旅行に行くことはほとんどないんです。
祖父は超高齢者ですし、あまり遠くにはいけません。父はコミュ障なので、旅行なんていうのはコミュニケーションが大切になってきますよね?
ましてや、スマートフォンなんていうのは扱えるような人がうちには揃ってませんから、人に聞く以外に道を知る方法はありません。そもそも父、人に道聞けるのか問題。
あと、父が地図とか持ってるイメージもないんです。車の運転はしていましたが市外にも行くことがあったと思うんですけどどうしていたんだろう…。岩井家の七不思議です。
とはいうものの!私は家族旅行をしたことがあるんです!
驚きですよね。旅行なんていうのは知らない人と会うことが多いですし、知らない土地ですし、不安なことが多いと思うんですよね。父からしたら。ましてや子どもを連れて行くなんて。
祖父は流石に旅行は行けないので、猫ちゃんとお留守番です。岩井家の社交性(祖父)はお留守番です。
ということはつまり、父との2人旅行ー!
ちなみに、この旅行をしたのは私が8歳の時です。父54歳です。祖父87歳です。
わあ!私ピチピチ!
ところで、世間一般だと旅行に行く時って何で行くんですかね?
バス?電車?新幹線?飛行機?それとも自家用車?
父との2人旅行と言っても、隣の県に行ったんですけどね。何で行ったと思います?隣の県くらいなら大体車っしょ!って感じですか?
さっきも書きましたが、岩井家の七不思議。うちのワゴン車にはカーナビなんていうハイカラで洒落た機械はございません。その時代にスマートフォンなんていうハイテクな機械もございません。
世に普及しているらしい(うちには無い)パーソナルコンピューターで世界と通信なんてできる訳もありません。
なので、私たち家族が車で知らない土地に踏み入れるのは樹海を彷徨うのと一緒なんです。多分。
つまり私たちの家族旅行。
それはなんとバスツアーです。親子2人で。
他にも知らない人たちと一緒に。
もう、バスツアーで一緒の人たち全員私たち家族ってことでいいかしら?
まあ、8歳だったのでとりあえず連れられて行った記憶なんです。
隣の県っていいましたよね?私。
私が8歳の頃にある博覧会やってたんです。
それが、愛・地球博。
そう、愛・地球博をめぐるバスツアーを父が組んでくれたんですよ!
ちなみに、この旅行のことを思い出した理由は今、愛・地球博をやってたた場所にジブリパークができることを知ったからです。愛・地球博!行ったことある!父と!旅行で!って思い出したんです。
私は小さい頃テレビっ子だったので、愛・地球博がやることをテレビで見ていたんです。きっと食い入るように見ていたんでしょうね。行きたそうにしていたんじゃないですかね?
その期待に応えるかのように旅行を決断してくれたんです。あの父が旅行に行こうと思ってくれたこと自体すごいと思いませんか?娘を連れてバスツアー!
ただ、若干の不安が私にはありました。
まだ、8歳ですけど。全部父に任せとけばいい年齢なんですけども。
不安だった要因がみなさん察しているかもしれないですが、父なんです。
コミュニケーションについてはもう、バスツアーのバスガイドさんがなんでも言ってくれるので全然問題ないです。
では何に不安なのか。それは時間です。
父、いつも出発時間に間に合わないんです。
このくらいに時間でようねって言ってもその時間に何かしらやってるんです。掃除とか洗濯とか。今やる?後でよくない?出発時間だよ?みたいな。
8歳の私、せっかちなんです。
いつも、「はやくー!」とか「まだー?」とか言っちゃうんです。8歳なんで楽しいことは、早めに色々やりたいお年頃でもあるんですけどね。
だから、バスツアーなんていうのは時間が決まっていて、この時間に帰ってきてくださいが多いんですよね。
8歳の私は父が不安すぎて、時間を気にしながらこの旅行に挑んでいたんです。
だって、時間に遅れたら私たちを置いて行ってしまうから。
自由時間も事あるごとに「今何時」「まだ大丈夫?」「もうバス戻る?」って聞いてたんです。
その時父はは「○○時だよ」や「まだ大丈夫」、「他のところも、行ってみようか」と返してくれてたんですけど、こう文字で見ると嫌な子どもですね。
時間気にしすぎ小娘です。
分かったフリしてしゃしゃり出てくる8年しか生きていない娘が、54歳の父はどう思っていたんですかね。
この愛・地球博バスツアーの思い出は時間に囚われていた記憶が強すぎて、本来の目的の旅行内容については正直あまり覚えていないんです。
緑豊かだった記憶はあるんです。
あと、広い施設みたいなところに行ったのも覚えていますし、ソフトクリーム大好きなのでそれを食べた記憶があります。楽しかった記憶もあるんです。
でも、父楽しかったのかな?
そもそもですよ?8歳の子どもが時間を気にする必要ないんですよ。
まず、出発する前に人数確認しますし、時間に少し遅れたくらいで置いていかれるなんてことはないんですよ。
私のとんだ思い込みが父を追い込んでしまったんじゃないか、そう思うんです。
そういえば思い出しました。
私の家の出発時間は結構時間にゆとりがあるんです。ギリギリでいつも生きてないんです。時間に余裕を持って父は行動しているから、今やらなくていい事をやっているわけではなくて、キリのいいところまでやってから出発することをしていたんだと。
そう考えたら、父に本当に申し訳ない気持ちが今更でてきました。
父は自分の為というよりは人の為、娘の為に行動することが多いんです。
きっとこのバスツアーも、父からしたら知らない人がいっぱいいる所、知らない土地というのはすごい挑戦だったんだと思うんです。でも、娘に旅行をさせてあげたいという気持ちでこの旅行を決めてくれてんだと思うと途端に、8歳の自分を叱りたくなります。
父、旅行中私を叱ることなかったんで。知らない人が周りにいて叱りづらかったのもあると思うんですけど。
今の私が、8歳の時の私に「いい加減にして!時間そんな気にしても意味ないから!父を振り回さないで!頑張ってるから!」って言いたいです。
父と旅行に行くことがあったら今度は私が旅行をどうするか決めて相談したいです。
もちろん、バスツアー!と言いたいんですけどせっかちなわたしが出てもいけないので、わたしがどこに行くか何を食べるか決めて父と一緒に考えたいです。
自分達で決めた時間と場所なら遅れようが早かろうが気にならないですし、父との2人の時間を有意義に使いたいですしね!
一緒に考えたことなら当日も、その前の時も楽しいですしね!
わたしとデートすることがあったら一緒に何するか決めるのもいいですね!
あそこ行きたいなー!って思った場所教えてください!
一緒にどんなお店にしようかどこ行こうか決めるのワクワクすると思うんです。
是非わたしと一緒にワクワクの時間の共有しましょう!
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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