とちぎ秋まつり2024ー2年ぶり。
【とちぎ秋まつり】2年ごとに行われる祭で、コロナ終息後、縮小無しで実施されるのは初ということ。1874年、当時、県庁所在地だった栃木町の神武祭典のため、東京・日本橋の町内から「山王祭」の山車を購入したのが始まりで、各町内が所有する山車が、刺しゅうを施した豪華な幕で飾られ、上に「仁徳天皇」「関羽」「劉備」「神武天皇」「静御前」「天照大神」などオールスターの江戸型人形が乗っています。彫刻も美しいです。山車全てを見てはいませんが、お気に入りは諌鼓鶏(かんこどり)です。これは1874年以前につくられたもので、天下泰平の象徴だそうです。良い政治が行われ、訴えを聞く太鼓を叩く者が無く、にわとりが太鼓に巣をつくったという故事からきているそうです。ーなんだ閑古鳥はネガティブな意味だと思っていたけど、本当は諌鼓鶏かもね。最初の動画は「ぶっつけ」といい、複数の山車が向かい合って、お囃子を競い合うもので、提灯や扇子などを振りかざし、掛け声をかけながらお囃子を盛り上げ、お囃子の調子がズレた山車が道を譲るのがお約束だそうです。収穫された新米を食べる頃、このお祭りが収穫祭の意味であるのかしら。昨日の国際会議の生産+祭り=芸術・文化というやつの、生活での再生・実践でしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?