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いいふうふの日に「いいふうふ」って何かをみんなで考えてみた。


2019年も今日含めて残り2日...
この記事を読んでくださっているあなたにとってどんな1年だっただろうか?

株式会社CRAZYにとっても、このnoteでも綴っているIWAI OMOTESANDOを立ち上げたり、本当に激動の1年だった。

そんな1年の終盤、1ヶ月前の11月22日に開催したGOOD PARTNERCONFERENCE について、私たちとしてもとても大切なことに改めて気付かされたので、綴っておこうと思う。



-2019年 11月 22日 は、
  いいふうふの日?


パートナーシップについて考えるイベント
GOOD PARTNER CONFERENCE の会場では、
イベントの開催に先立って募集したハッシュタグが溢れていた。

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#私たちだけのパートナールール
Twitter上で一般の方に、パートナーと行なっているルールや習慣をつぶやいていただいた企画。赤裸々でも、どこかほっこりするつぶやきは、見ているだけでわたしたちも、幸せをおすそ分けしてもらっているような気分になった。



-そもそも私たちがGOOD PARTNER CONFERENCE を開催したワケ

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「いいふうふってなんだと思う?」

イベントを作るメンバーで最初に話したのはそんなテーマだった。


11月22日になると、当たり前のように「いいふうふ」という言葉を使っているけど、そもそも「いいふうふ」って何だろう? と。

※本記事では、夫婦という字を「ふうふ」と記載しています。これはイベントでお世話になった、LGBTQのメディア運営をする登壇者の方から教えていただいた考え方を元にしています。

夫婦とは、生物学的な男性と女性だけではなく、もっと様々なかたちがあるということを捉え直し、今回のイベントの理念を突き詰め、「ふうふ」という記載を選択させていただいております。


みなさんは「いいふうふ」について
考えたこと
はあるだろうか?

人によって答えは全く違うのかもしれないし、
どこか共通するものがあるのかもしれない。

今回のイベントは、こういう機会がなければ考えることのない「いいふうふ」について考えようという取り組みだった。

対話が生まれること、そしてその対話を通して、本当におふたりだけのパートナーシップ(関係性)を探して欲しいという願いを込めて行った。


なるべく多様な角度から、このテーマを扱うため、違ったバックグランドを持つ登壇者の方々にご協力いただき、3つのセッションをご用意。当日は 100名ほどのお客様にお越しいただきました。



-3つのセッションのトーク内容


【第 1 セッション】
仕事を愛する自分も あなたも幸せにしたい

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セッション 1 登壇者のみなさま(左から順に)

猪熊 真理子 様
 OMOYA Inc. 代表取締役社長 /(一社)at Will Work 理事

澤 円 様
 株式会社圓窓 代表取締役
 外資系大手IT企業 業務執行役員

やまざき ひとみ様
 株式会社キッズライン マーケティング担当役員

藤沢和徳(ファシリテーター)
 CRAZY 社員

ふうふで経営者、大分と東京の2拠点生活を送る猪熊さん。大手IT企業の執行役員であり、人の成長を促進させるために圓窓を創業、アーティストでありアクティビストである奥様と共に活動しサポートもする澤さん。キッズラインの担当役員であり、「強く、正しく、美しく」をモットーに戦うシングルマザーを称して活躍されるやまざきさん。自分自身の仕事を追求しながらパートナーとの関係性を深めていくコツについて話していただいた。




【第 2 セッション】
愛する人の人生のパートナーに
なるためにできること

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セッション 2 登壇者のみなさま(左から順に)

5歳 様
 ライター

あつたゆか 様
 株式会社すきだよ代表取締役

合田 文 Aya Goda 様
 多様性×マンガメディア「パレットーク」編集長

太田 尚樹 様 (ファシリテーター)
 編集者・ライター / LGBTエンタメサイト『やる気あり美』 編集長

夫が大好きであることをSNSでも公言し、ふうふ円満のためのサービス「ふたり会議」を始めたあつたゆかさん。「こうあるべき」を、超えてゆく。をビジョンにした、LGBTQ+、フェミニズム、多様性についての漫画メディアパレットーク編集長の合田さん。奥さま公認のSNSアカウントを持ち、ふうふや子どもたちとの日常を投稿している,現在は12万人を超えるフォロワーに支持されている愛妻家(もとい、恐妻家)として有名「5歳」さん。LGBTエンタメサイトを運営する太田さんの笑いを交えた軽やかなファシリテーションによって、普段踏み込みづらい、性の話やふうふ関係のリアルまで赤裸々に話せるセッションとなった。




【第3セッション】
時間が経っても、カップル・家族として
関係性を更新する方法

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セッション3登壇者のみなさま(左から順に)

山川咲森山和彦 夫妻 (ファシリテーター)
 株式会社CRAZY  創業者 / 代表

中村朝紗子 / 井上皓史 夫妻
 (中村様)株式会社Morning Labo 代表取締役
 (井上様)株式会社Morning Labo 取締役 / 朝渋代表

福田恵里木村憲仁 夫妻
 (福田様)SHE株式会社 共同創業者/取締役CCO
 (木村様)株式会社ウゴク代表取締役


モーニングラボを二人で運営する中村さん、井上さんふうふ。コーチングサービスMENTOを運営する木村さん、SHEを運営するえりらざぴさんふうふ。株式会社CRAZYの代表を務める森山、山川夫妻。唯一のふうふ3組での登壇となった。ふうふで事業を動かしていたりする中で、仕事とふうふの時間の取り方、ビジネスパートナーでもあり私生活のパートナーでもあることの難しさ、子供が生まれることでの変化。それに合わせて対応して変わり続ける二人のパートナーシップに関してお話を伺った。


1時間のセッションが3本という、かなりボリューミーな内容だったにも関わらず、会場の熱量は全く下がらず最後まで大盛り上がりの1日だった。

改めて登壇してくださったみなさまに、この場をおかりして感謝を伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。




-イベントを通して学んだこと

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様々な登壇者のお話から、パートナーシップの形は、社会の変化と共に多様なかたちが生まれてきていると感じた。

そして、イベントを行なっていて一番の発見は、「パートナーシップは更新し続けるもの」ということ


付き合っていたカップルが結婚したり、
どちらかが起業して忙しくなったり。
子供が生まれて、ライフスタイルが変わったり。
人生の景色は移り変わっていく。


だから大切なのは、

" 2人 " の " 今 " にあったパートナーシップを
対話しながら更新しづけていくこと。

それが、幸せな関係性の答えだと思った。



今回、みなさんがつぶやいてくださったパートナールールもきっと同じです。いつか懐かしく思う時がくるんじゃないでしょうか。

その理由が、ルールなんて不要だって思えるほど関係性が深まった結果だったらいいなぁ。

なんて思っています。




-“いいふうふ”って何だろう?

イベントを通して、一番考えたこの問い。

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「いいふうふの日」って言葉があるように私たちは無意識に関係性に対して「いい」「わるい」をつけていないだろうか?

毎日ご飯を一緒に食べるのが「いい」とか、
会話が少ないのが「わるい」とか。

そういうそれぞれの価値観や考え方をもった他人同士だから、結婚生活やパートナーシップは難しさがある。

でも、きっと、

「いいふうふ」に正解はない。

そして、それはきっと、

おふたりがお互いの気持ちを話すことから始まる。


私たちCRAZY がやってきた結婚式は一言で言えば、そういう「価値観のすり合わせ」のお手伝いだった。今回のイベントで、改めて取り組んで来たことの価値を再認識し、これからは結婚式だけではなく、その後の人生にも寄り添える存在でいたいと思った。

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多忙でゆっくり話すことを忘れているおふたり。
古いパートナールールを更新したいおふたり。
そろそろ、ライフステージが変わるおふたり。

これからも、
何度でも心から語り合えるような機会を、
サービスを通じて届けていきたい。


最後にはなりますが、


イベントにご協力いただいたみなさま、参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました。



最後に、みなさま素敵な年末をお過ごしくださいませ。
2019年も本当にありがとうございました!




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