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改めて家族になるきっかけとなった結婚式


今回お話を伺ったのは、IWAIプロデューサー梅﨑のご友人でもある劉官柏さんと遠藤葉月さん。

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ダンサーである新婦葉月さん。明るく聡明な方で姉御肌なしっかり者な方。
そんな葉月さんを支える官柏さんは不器用だけど根底は人思いで愛情深い方。交際期間が長く、結婚の実感があまり湧かなかったお二人が家族としての一歩目を踏み出し迎えた当日とは、どんな1日だったのか、そしてお二人の家族の始まりをIWAIがどのように共に歩んで来たのかぜひご覧いただけたらと思います。


——IWAIを知ったきっかけから教えてください。

(官柏さん)葉月の友人の有紗が働いていたので、その紹介で知りました。

(葉月さん)有紗が働いていたのもあったけど、もともとCRAZY WEDDINGは知っていました。ただ高そうな印象もあったので、CRAZYが出した新しいブランドなら見てみようかなと思って、有紗に誘われてIWAIを見に行きました。

——来てくれて本当に嬉しかった!結果的にIWAIで結婚式を挙げてくれることになったけど、どんな点がいいと思ってくれたんですか?

(葉月さん)自分たちを豪華に見せたり、お花をモリモリにしたり、花火やライティングにお金をかけることにもともと違和感があって。この年齢になると沢山結婚式に行くようになるし、もちろん「お祝いしたい!」って気持ちはあるけど、ゲストと喋るのも写真撮るのも一瞬、っていうのがなんか違うなって思っていたんです。でもIWAIにきて、それを解消してるブランドだと知ってすんなりハマったという感じですね。

(官柏さん)形が決まっててその手順通りに進める結婚式には違和感がありました。あまり目立つのが好きじゃないから、ただただ大切な人とゆっくり過ごせればそれでよかったんです。後は会場が、シックでシンプルでかっこよかった。考え方も会場の雰囲気も好きで、気がついたらすごく前のめりになっていました。

——IWAIは新郎さんがハマるケースも多いですね。新婦側としても同じ温度感で進められるのは嬉しいですよね!今までの結婚式とは違う形を選んだことに不安はありませんでしたか?

(葉月さん)両親にも相談しましたが...最終は自分たちの好きなのにしなさいということで決められました。あとは有紗のことも知ってたので、その安心感はありました!


—— 嬉しい!一生に一回の結婚式だから、二人が納得して決めたということは大事かもだね。実際に打ち合わせがスタートしてから、印象的だったことは何ですか?

(官柏さん)プロデューサーの有紗が伴走しきってくれたこと(笑)

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(葉月さん)それはある(笑)後は、結婚式を挙げることがゴールになっていなかった感じがする。結婚式の内容はもちろん、どういう気持ちで結婚式を迎えるかをずっと考えたから、二人で向き合って当日を迎えた気がします。

(官柏さん)向き合って過ごすはわかるな〜。

——どんな点で向き合う感覚がありましたか?

(官柏さん)IWAIに決めた時は、モチベーションもあったし前のめりでしたが、実際の打ち合わせが始まると仕事も忙しかったり後手になっていました。自分ではやってるつもりだったし、やることは期日中にやっていたけど。その感じを見事に有紗に見抜かれまして。「今日は打ち合わせは止めよう、こんな作業的に進めてもいい結婚式にならない」って言われたんです。

(葉月さん)どこかでお互いのことを諦めていたような気がします。学生時代から付き合っていたので7年一緒にいるし、仕事で忙しくなると、そういう人だから仕方ないみたいな(笑)でもきっと表情に滲み出ていたんでしょうね。有紗に勘付かれました。打ち合わせは一旦中断して、ちゃんと向き合って当日を迎えようと提案してもらえた時、ちょっと安心したんです。そこから、一生に一度のことだから二人ごとにして考えたいという自分の本音にも気付けました。

(官柏さん)二人だけだとぶつかってしまうことも、第三者がいたから話し合えたという意味では転機になりました。結婚式が終わったら、3人でハイタッチしてビールを飲もう!というゴールが決まったのも進みやすくなった理由でもあります(笑)

——懐かしいですね。でもそこから二人のスイッチが入り直した感じがします。

(官柏さん)その日を境に二人で1日30分は一緒に結婚式の準備をすると決めたんです。

(葉月さん)有紗に課されてね、毎日写真を送って褒めてもらいながら頑張った!(笑)

(官柏さん)これは良い習慣だった。一緒にいることが当たり前になっている僕らにとって、ちゃんと一緒に話し合いながら物事を進めるのは、この結婚式がなかったら、機会がなかったかもしれません。二人で話し合って方向を決める、こうやって家族になっていくんだなって。

IWAIではお互いへ手紙を送り合って、それを挙式で誓いの言葉として読み合うんですが、個人的にはそれがとっても良かったです。言葉にすることで、自分にとって葉月がどんな存在なのか、改めてどんな家族になっていきたいのか、を考えるいいきっかけになりました。プロデューサーである有紗から、「それって本音?」と電話で問われながら、考えて書いているうちに、家族になる実感がさらに増してきたというか。

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(葉月さん)二人で決めていくと言えば、実は結婚式の前日、未曾有の大型台風が直撃して...結婚式が実施できないかもしれないという状況に見舞われたんです。ゲストのことを思えば延期した方がいい、でもここまで準備してきたのに、といういろんな感情が湧き出てきて、結婚式前日なのに涙が止まらなかったです。仕事中の彼と電話をして、私たちとしてはどうしたいのか、何を優先にして判断するのか話し合えたのはこの習慣があったからかもしれません。

——大変な判断でしたよね。IWAIも二人の晴れの日を心からお祝いしたいと思って共に走っていた記憶があります(笑)結果、結婚式を1日ずらして翌日に開催して、台風一過で最高に晴天な1日でしたね。

(葉月さん)本当に実現できてよかったです。IWAIのスタッフさんには柔軟に考えてくれて感謝しかないです。ただ、決断したは良いものの、皆無事に来れるかな、これで正解だったのかなとか、心の中ではずっと不安に思っていたんです。だから、IWAIに朝6:00に到着した時、スタッフの皆様が笑顔で迎えてくれて、台風明けなのに中庭も館内も綺麗に整ってて、心からほっとしたんです。ああ、祝福されている・・・みたいな!

(官柏さん)実現できるってその時思えたよね。やっと。

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——当日を迎えるまでにもドラマが沢山ありましたね。そんな数々の山場を迎えた当日で印象的だったシーンは何ですか?

(官柏さん)どのシーンもですが、家族とのファーストミートの時間が一番印象的でした。実は僕は在日韓国人で両親も小さい頃に離婚をしていたので、母は実の母ではないんです。反抗期もあって迷惑をかけてきたから、結婚式当日こそはちゃんと感謝を伝えたいって思っていました。緊張しながら対面しましたが、両親が目の前で涙を流しているんです。すごく嬉しそうな表情でただ立っているその姿を見た時に、心からの感謝が込み上げて、少しだけ素直になって今までの感謝が伝えられたんです。こんな気持ちで結婚式を迎えるほどに愛情をかけて育ててくれたんだ、と実感した瞬間でもありました。

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(葉月さん)私は挙式会場に入った瞬間の光景ですね。皆、駆けつけてくれたということが、ひしひしと伝わってきて、来たいと思ってくれた人がそこにいるんだ、と愛を感じられた瞬間でした。大切な人だけが集っていて心からの祝福の眼差しで二人を迎えてくれているその光景が、圧巻で幸せの一言に尽きるなあって思いました。

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——本当にあたたかい時間でしたね。結婚式は今まで真正面から受け取ってこれなかった愛情を受け取れる機会でもあるんですよね。そんな結婚式を経て、変化したことはありますか?

(官柏さん)家族との距離が近くなりました!葉月の実家に帰る時、いつも少し緊張してたんだけど、なんか結婚式を機に、家族として公式に認めてもらえた、って感じることが増えて...僕側の家族も、僕よりも葉月のことを話題に出すことが増えましたね(笑)

(葉月さん)それはそうだね。IWAIでは挙式でオフィシャルにちゃんと夫婦になることを見守る時間があるのと、パーティーではカジュアルに楽しみながら、ゲストを二人から紹介する時間がある。その時間を通じて、この日までどんな仲間に囲まれて過ごして来たのかが、直感的に感じられるんだと思います。だからより二人の人柄も理解してもらえるというか。新郎新婦も自然体で楽しめるから、皆との距離が縮まったんだと思います。

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(官柏さん)そうそう!だからパーティーの終了間際に、ゲストから僕に「歌って!」というリクエストがあって(笑)普段は絶対やらないんだけど、のりで歌っちゃったんだよね。

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(葉月さん)新婦あれはびっくりした!普段は絶対断るもんね!

——そうだったね!本当にだったけど、福山雅治の『家族になろうよ』を歌ってたよね。でもそれ位、アットホームな時間だったからだね。

(葉月さん)私も、オープンパーティ(二次会)で、親への感謝をダンスで表現したんです。結婚式の打ち合わせ中に親からもらった手紙を通じて、変化した自分の気持ちを形に残したいと思って。ソロだったので、どう思われるかな・・・と緊張していたけど、見守る皆の眼差しがあたたかくて、心から等身大で感謝の気持ちを表現することができました。それもあって、私も家族との関係性が変わったなって思います。


(官柏さん)もっと親孝行したいなとか、実家に帰ってあげたいなと思うようになりましたね。家族って主語を二人にして考えることが大事なんだなと。

(葉月さん)あと、この結婚式のプロセスを通じて、官柏さんのこともよく知れた気がします。擦り合わせることを諦めなくなったのが一番の進化かも!

——なんて素敵な後日談。二人がそうやって笑っているシーンを見届けられて私も幸せです。『改めて家族になれた結婚式』だったんですね。官柏さん、葉月さん、貴重なお話聞かせていただきありがとうございました!

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プロデューサー・インタビュー:梅崎有紗 


お二人のお話を通して、IWAI OMOTESANDOのことをを少しだけ知っていただけましたでしょうか?

結婚式で関係性が終わるのではなく、これからも二人の家族のお祝いごとの傍にIWAIは居続けたいなと思います。

完全オリジナルではないけれど、お二人の人生やゲストの皆さんとの関係性によって様々な表情を見せ、楽しみ方も十人十色なのがIWAIの結婚式。今後も、全く異なる背景を持つ新郎新婦さんへのインタビューを通してIWAIの結婚式の全貌をみなさんにお伝えしていきます。

また、IWAI OMOTESANDOのことがより気になった方は、是非お気軽にLINEのアカウントよりお問い合わせくださいませ。

IWAInote用ラインコンシェルジュQR


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