小学校で仕事のお話をさせてもらいました
自分なんかでよいのだろうかと思いつつ、なにかのお役に立てるならと、小学生を対象とした講演のお話を受けさせていただきました。できれば現地に足を運びたかったのですが、このようなご時世なのでリモートで。2022年1月に開催され、無事終わりました。
小学校でお話することになったきっかけ
きっかけとなったのは「キラリモンスター ちょっと変わった偉人伝」という書籍。著者の小川さんとのご縁で私も掲載していただいてます。
小川さんが代表を務めるLUCK株式会社では、クリエイティブや広告をつくっていますが、子ども達の学びや社会問題に対して様々な活動を行っているところが一般的な広告代理店や制作会社と違うところです。
著書である「キラリモンスター」も出版して終わりではなく、それを題材にして様々な活動をされており、私の講演もその一環。
子どもたちに自分の経歴についてお話するのは初めてのことですし、ダンボールアーティストなどという大人への説明も難しい私の仕事について、果たして理解してもらえるのか、不安は尽きません。
講演に先立ち、LUCK株式会社の小川さんと砂田さん、学校の先生とZoomで打ち合わせを行い、お話の内容を文章にまとめて事前に確認していただくなど、準備を進めました。
お話した内容や伝えたかったこと
皆さんには、冒頭の写真のように体育館に集まっていただき、スクリーンに映る私のお話を聞く形に。スクリーン側にもカメラを設置していただき、私からも皆さんの様子が見えました。
お話したのは次のようなことです。
ダンボールアーティストの仕事について
なぜダンボールアーティストになったのか
いまの仕事の苦労と喜び
昔はどんなことが好きだったか
ダンボールアーティストだけで生計を立てているわけではないこと、会社で働くことが性格的に向いていなかったこと、フリーランスの楽しいところや大変なところなど、包み隠さずお話しました。
子どもたちにどこまで理解してもらえたか、どのように感じてもらえたかはわかりませんが、人生や仕事には様々な選択肢があって、正解も不正解もないってことが何となく伝わっていたら嬉しいかな。
お話の最後に色々と質問をいただきましたが「会社を辞めた直後にどうやって生計を立てていたのか」などという鋭い質問もあり、現実的な視点を持っていることに驚きました。会社辞める前に友達にも似たようなこと聞かれたの思い出したわ(笑)
これからも「少しだけ背伸び」を
ダンボールアーティストとしての最初の仕事は、会社員時代にテレビ局から依頼された衣装制作でした。それまで大したものも作っていなかったけど、作れないものではなかったので、受けることに。
その2ヶ月後はディズニーからの依頼で、制作に加えてテレビ番組の密着取材もありました。当時の経験値ではちょっと不安な部分もありましたが、お受けしたことが現在へとつながっています。
そうやって自分には少し挑戦になるかなと思うような仕事を受け、それらが実績として積み上がり、新たな仕事を呼び込んできました。キラリモンスターに掲載していただけたのも、その延長線上かなと。
これからも少しだけ背伸びを続けておもしろいことをやっていきたいです。このたびお声がけいただいたLUCK株式会社の小川さん、砂田さん、様々なご準備を行っていただいた学校の皆さまには、改めて御礼申し上げます。