大湿地帯が汽水域
旧約聖書に「エデンの園」といわれた湿地帯は今、河川が干上がり、海水が浸透し汽水域となっている為に、自給自足生活は出来なくなり、都市中央に居住を移転せざるを得なくなっているという、しかし、都市経済は国関連組織で成り立っている為に仕事にありつけないという現実がある、人々は悲嘆にくれているという。原因は、トルコやイランの上流でのダム設置、水資源の管理問題、気候変動によるものだと指摘されている。
現地の人々は、『干ばつが私たちの未来を奪った』と嘆いている。人類の戦うべき敵は、熱波であり干ばつだ、他人事ではない。