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【"私の"インタビュー記事公開】自分の道は自分で拓く。人生の価値観ととことん向き合おう

ちょっと変な話なんですが、僕がインタビューを受けた記事を僕のnoteで公開します。

事情があって表に出ることがなくなった記事なのですが、せっかくインタビューを受けて、いい記事に仕上げて頂いたので許可を得て公開をする運びとなりました。

この記事を書いていただいたのは北村朱里さん。

僕がフリーランス・ライターという生き方を選択した背景から仕事や人生に対する考え方や価値観などがコンパクトにまとめて下さいました。本当にありがとうございます!

そこまで長い文章ではないので、ぜひ幻となった原稿に目を通していただけると幸いです。

次の見出しより本文となります。

最後に執筆者の北村朱里さんの紹介と、この記事が公開された背景も載せていますので、ぜひ最後までご覧ください!

ーー以下よりインタビュー本編となりますーー

【インタビュー本編】自分の道は自分で拓く。人生の価値観ととことん向き合おう-フリーランスライター イワハシさん

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フリーランスになるべきか、なったとしてうまくやっていけるのか、そもそも自分に向いているのだろうか……そんなふうに働き方、生き方で迷っている方へ。次へ進むヒントになりそうな体験談を、佐賀県在住フリーランスライターのイワハシさんに伺いました。

ーー現在、どんなお仕事をしていますか?

フリーランスのライターとしてWebメディアへの寄稿、自身のブログサイトの運営、最近は企業オウンドメディアなどの構成や編集も任せていただいています。

ーーイワハシさんがフリーランスライターになるまでのあゆみを聞かせてください。

佐賀大学農学部から大学院へ進んで卒業後、福岡の食品通販会社勤務、地元佐賀でのカフェオーナー等を経て独立しました。

学生時代から食や農に興味があったのですが、就職活動がうまくいかず最後に受かった会社で配属されたのが、いわゆるお客様相談室のような部署でした。恵まれた環境で周りは本当に良くしてくれましたが、クレーム対応など重い仕事のプレッシャーに耐えられず、人に頼るのが苦手な性格が災いし、一人で溜め込んだ末に心身を壊して退職することになりました。

佐賀に戻った時に、ある経営者からチャレンジショップのカフェオーナーをやってみないかと声を掛けられました。おもしろそうと思って始めたのですが、結局あまりうまくいかず期間満了で閉業。

モヤモヤしつつも流れでその経営者に雇ってもらっていた時に転機がありました。運転中に起こした交通事故です。縁石に乗り上げただけでしたが当たり方が悪かったらしく、ガソリンに引火して、気付いたら運転席のすぐ横まで炎に包まれていました。何とか自力で脱出して無傷だったのですが、死んでもおかしくない状態で医師にも奇跡の生還と言われたほどです。

入院中にこれまでの自分を振り返りながら「拾った命でどう生きるか」をずっと考えていました。思えば今まで自分の意志がなく周りに流される人生だったなと。でもそれはもうやめよう、ゼロから自分の道を切り拓いていこうと心に決めました。その結果たどり着いたのが、「自分が楽しいと思えることをやって人の役に立ちたい」という願い。そしてそれを実現できる方法として選んだのがフリーランスという働き方です。

ライターを選んだのは、なんの取柄もない自分が会社員時代に唯一褒められたのがお客様への手紙や電話応対の台本などの「文章」だったことを思い出したから。それを武器にフリーランスライターとしての生活を始め、今に至ります。

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ーーそんなイワハシさんが現在の道を切り拓いてきた中で、大切にしてきたことは何ですか?

先を見て戦略的に行動すること、スキルアップのための自己投資は惜しまないこと、請け負っているタスクをもっと良くするために積極的に質問や提案をすること、それから納期を絶対に落とさないこと。最初は行き当たりばったりでしたが、これらを確実に行うようになってから単価アップや指名依頼をいただけるようになり、案件の幅が広がって収入も安定しました。信頼を積み重ねることが大事なのだと実感します。

ライターとして大切にしているのは、読者に対し誠実なものを作ることです。どんな仕事でも最終的に行きつく先は読者なので、その人たちのためになるコンテンツを作ることはいつも意識しています。

ーー今後の目標を聞かせてください。

僕自身と、僕が手を伸ばして届く範囲……小さな経済圏、といったら大げさですが、そこにいる人たちが幸せになれるような仕事をしていきたい。それを目指すにあたってはライター業にこだわらず、いろいろな物事を見て知って、おもしろいと思ったことにチャレンジしていきたいです。

ーー最後に、これからフリーランスになりたい方へメッセージをお願いします。

僕はやみくもに誰にでも「フリーランスいいよ」と勧めたくはありません。大事なのは「自分が人生にどういう価値を置いているか」であって、働き方はそれを実現するための手段だから。自分がどうありたいのかを、過去の僕のように他人に流されずしっかり考えてほしい。そうすればきっと、これから切り拓くべき道が見えてくると思います。

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<編集後記>
柔和な笑顔で飄々(ひょうひょう)とした雰囲気のイワハシさんですが、その内側には経験に裏打ちされた自分の信じる道に対する熱い思いを感じました。人生には失敗や挫折がつきものですが、それから何を学ぶか、どう行動するかが未来を決める重要なポイントになるのですね。今悩みの中にいる方たち、そして私自身が壁にぶつかった時にも、彼のエピソードが教えてくれる大切なことが次に進むためのチカラになってくれると思いました。

<プロフィール>
イワハシ
Webライター・編集者。1989年 佐賀県生まれ。
通販会社勤務、カフェオーナーを経て2017年にフリーランスライターとしての活動を開始。各種Webメディアへの寄稿、企業オウンドメディアの企画編集などを手掛ける。調理師免許保有。サウナにハマり周囲に布教中。

<取材・文・撮影:北村朱里>

〈イワハシより補足〉
掲載内容は頂いた原稿データに最低限の編集を加えたのみでほぼ原文ママです。また、本記事は「インタビューを通してフリーランスになりたい人の背中を押す」というコンセプトで作られています。インタビューは2019年10月に行われたため、仕事内容など現在と異なる場合もありますのでご了承ください。

さいごに ー背景と執筆者の紹介ー

最後に、インタビュー記事を書いていただいた北村朱里さんのご紹介をさせて下さい(絶対見てね!公式HPも見てね!)

北村 朱里
コンサルティングオフィス nib.代表

ライター
事業プロデューサー
ビジネスコミュニケーション講師

佐賀県産業人材確保プロジェクト推進会議主催「さがHRラボ」コンサルタント
公益財団法人 日本電信電話ユーザ協会 契約講師
佐賀歯科衛生専門学校 非常勤講師(話法)
佐賀商工会議所 登録専門家
福岡編集チーム「EDITONE:エディトーン」所属
一般社団法人「ヘルスサポーターズイノベーション」社員

コールセンター勤務時代の人材マネジメント経験、社員コーチングで培った人の話を引き出すスキル、広告やニュース記事取材執筆の経験を生かして、事業推進支援を目的としたコンサルティングや企業研修、PRツール制作やインタビュー文章執筆の業務を行っております。

コンサルティングオフィスnib. 
公式HP
Facebook

上記は公式HPより抜粋したものです。詳しい業務内容や実績はHPに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

僕と北村さんの関係性を簡単にいえば「佐賀のライターの先輩」ですね。僕がライターを始めた頃にはすでに活躍されていました。知り合ってからは時々悩みや相談を聞いてもらったり、飲み会したりなど色々お世話になっている感じです。ますます活動の幅を広げており、目標となる先輩ですね。

このインタビュー記事も本来はある企業の運営するオウンドメディアに渡る予定だったんですけど、諸般の事情でなしに。僕のインタビュー記事は表に出ない「幻の原稿」となったのですが、せっかく時間割いてインタビュー受けてくれたということで原稿データと撮影していただいた写真を使用OKで頂けることに。

機会がなくそのまま眠っていたのですが、この機会に改めて許可を頂き晴れて僕のnoteで僕のインタビュー記事が日の目を見ることになりました。

めでたしめでたし!

ということで、僕の価値観や考え方、歩んできた道をちょっとでも知って頂けたら嬉しいです。

筋トレと食事管理でダイエット中なので、いただいたサポートで鶏むね肉やプロテインを買います。あなたのサポートが血となり肉となります!