30歳の誕生日に、星の見える阿智村に連れていってもらった
誕生日は行き先秘密で旅行に連れていってもらえる日。
新宿から特急列車に乗って、さらにローカル電車に乗り継いで着いたのは、長野県阿智村。日本一星空が見えると言われる村だった🌌
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昼神温泉(ひるがみおんせん)という温泉郷には、阿知川が流れている両側に、旅館と蕎麦屋と売店がいくつかある。
老舗のおやき屋さんで、茗荷レンコンおやきとあんこチーズおやきを食べた。それから、フリーマーケットをやってるお婆ちゃんに服をおすすめされながら、野良猫ちゃんと写真を撮った。
旦那は猫が大好きなのだけど、ここの猫ちゃんはそれが分かるのか、頭をすりすりして懐いていた。
17時から夜ご飯だからお腹を空かせないといけなかったけど、どうしても食べたくて抹茶パフェを食べた。美味しかった💕
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チェックインできる時間になって、「石苔亭いしだ」という旅館に。
お出迎えがすごく丁寧で、線香のいい匂いがした。「花子(はなご)」というお部屋には、大きい窓があって、庭が見える温泉がついていた。
まっさきにシャワーを浴びて温泉につかった。晴れてよかったね〜と話しながら、庭の木々と差し込む光に癒された瞬間。
6時間かけて移動して、"ここ"に来られてよかったなぁと思った。今日、連れてきてくれた旦那に感謝した🌿
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ごはんの時間まで浴衣で阿知川に行った。言葉で伝えられないくらい、透き通っててきれいな川だった。
丸い石に腰掛けて、ぼーっと川を眺める時間も大好きだ。
旦那が南町田グランベリーパークに住んでたとき、いつも境川沿いで話してたので、相当川好きの夫婦だと思ってる🐈
思い出がいっぱいあるから、川好きになったのかもしれない。次も旅行するときは、川沿いの旅館がいいなぁと思った。
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夜ご飯はお魚も野菜もお肉も全部美味しかった。毎回丁寧にお話してくれる担当の方も優しくて可愛くて、それもさらに幸せに感じた。
ゆっくり食べてたら、あっという間に星を見に行く時間に。
「浪合パーク」というところへ星を見に行った。日本一の星空が見えると言われている公園。
曇っていて星が見えない日もあると聞いてたから、期待しすぎないようにしなきゃと思ってたけど、きれいな星空でなんだか安心した。
おじちゃんが特殊なライトで星を指差して、星空の解説もしてくれた🌌
なんとなく星があるだけじゃなくて、一つひとつの星に名前がついていて、そしていろんな見方によって"星座"が作られる。
当たり前のことだけど、星を見るだけよりも、星の意味を知ることができたのは、楽しい体験だったなぁ。
またお部屋の温泉に入って、1日目が終わった。
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次の日の朝、6時に起きてまたちょっと温泉に入ってから、昼神温泉の朝市に行った。
トマト屋さとうさんのトマトを買った🍅
それから、きのこ味噌と、アスパラガスも。農家さんたちと話しながら買うのは、食べるのがもっと楽しみになる。
朝ごはんの時間ぎりぎりまで、次は対岸から川を眺めてから旅館に戻った。
朝ごはんは「短歌膳」。小皿とごはんと味噌汁をあわせて31種類。5・7・5・7・7の31にちなんだ名物朝ごはんらしい😋
これを食べるために、昨日は寝る前のお酒とポテチを控えたのだ。無事に、食べ切った💕
ぜんぶ美味しかったし、どれからいくか迷いつつ選んで食べていくのが楽しかった。
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大浴場のほうの温泉も入ってから、ちょっとお散歩。昼神温泉のお土産屋さんで、家族用のお蕎麦と、会社用のチョコと、自分たち用の長野ワインと蕎麦焼酎を買ったりした🍾
あっという間にチェックアウトの時間。担当だった方からお手紙まで頂いて嬉しかったなぁ。
「石苔亭いしだ」さん、人生のなかでまた行くぞ。
それから電車に乗って6時間かけてお家に帰る。列車旅も楽しいなぁと思った🚃
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久しぶりに日記を書きたくなるような旅行だった。20代はいろいろなことがあったけど、30代はまた毎日を新しい気持ちで過ごしたいなぁ。