非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん①
ぼくは2019年に俳優として、東京から愛媛県松山市に移住しました
生活の糧として、松山市中心部に在る専門学校の「声優タレント科」という学科で非常勤講師として、演劇(お芝居)の先生という立場をもらっています
それだけでは生きてゆけなく、移住当初はただただ扇風機の風に吹かれ、冷や汗を吹き飛ばす5月も経験したりしましたが、その後はFM愛媛でも仕事ができるようになりまして、もちろん本当に一番履いていたい草鞋である演劇のプレイヤーとしての仕事もしています そのあたりはいつかまた
今日はその非常勤講師として印象深い話を(僕にとっては)
早いもので非常勤講師も3年目(?)になっているのですが、毎年年度末の最後に1年生は進級公演、2年生は卒業公演というものがあります
先日3回目のそれが行われました
イラストは2年生の﨑谷琴実くん
1年生は辻野正樹さん作「僕らはみんな恋してる~死霊編~」これは本編にゾンビが登場する、幾重にも仕組まれた伏線がイかした青春群像劇でして、東京時代にお世話になった辻野さんの劇団で上演したものを、許可をもらい愛媛に輸入したカタチとなります(大袈裟!でも革新的と思ってます) 僕はもともとゾンビ映画も大好きだし、演劇にゾンビを登場させちゃう辻野さんの人柄(笑)にも、以前から夢を感じていました 辻野さんの劇団にも出演したことのある経緯から、上演許可を頂くのは難しいことではなく、且つ、好きなように変えてもいいですよ、と器の大きな許可までもらえました
2年生は成井豊さん作「銀河旋律」です こちらはご存知演劇集団キャラメルボックスさんの作品です 若い時は「キャラメルかよ」なんて冷ややかな目で見ていたこともあるのですが(ごめんなさい)、東京時代にキャラメルの俳優さんとたくさん芝居を一緒にさせてもらって、みなさんいい役者さんばかりで、見る目が変わり(おまえ何様だよ笑)、学校の先生の勧めもあって、銀河旋律に挑戦させてもらうことにしました こちらは正式なルートから上演許可をいただきました 上演料も良心的で、さすが演劇をやるひとは優しいひとが多い
長くなりそうなので今日はここまで
明日また書きます