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白と黒
白い絵の具に黒色を入れると簡単にグレーになる。
そして増やしていけば簡単に黒になる。
あっという間に変わる。
でも黒い色に白を入れてもグレーにはなるが、
白になるのは難しい。
全て無かったことにして、真っ白に戻すには
とてつもなく時間がかかる。
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これは、物事への考え方も
人間関係も一緒なんじゃないかと思う。
人間の脳みそは、もともとマイナスの物事は
には目がいくようにできているらしい。
ものの見方として、一度良くない見え方をすると、その後どんなにいいことや素晴らしいことがあっても、その物事をよく見ることは難しくなる。
その時は本当に一瞬。信頼を得るのはとても時間がかかるが、
崩れるときは本当に一瞬なのだ。
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だからと言って、全ての物事を白く見ることには
限界があると思う。
全ての物事が良い部分だけで構成されているわけではない。
よくないところや課題だってたくさんある。
ではどうするのが良いのだろうか?
私が思うに、
自分は物事を何色のフィルターで見ているのか
認識することが大切だと思う。
そうすると、視座が上がって、
冷静になることもできる。
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ずっと白でいるのはとても難しい。
だからこそ、向き合うことが大切な気がする。