ジョハリの窓を開けて、世界をみよう。
友人と飲んでいると、よく驚かされる。「ぶっちゃけ自分どんなイメージ?」と聞くと予想していたものと全く違う答えが返ってくるからだ。そんな経験ないだろうか?
自分が知っている自分は、自分の価値観で捉えた自分に過ぎない。周りから見た自分は自分の考えと一致している時もあれば、桁外れに違う時もある。自分は本当に自分のことを知っているのだろうか?
そこで意識したいのが、ジョハリの窓というものだ。
ジョハリの窓とは
自分自身が見た自己と、他者から見た自己の情報を分析することで4つに区分して自己を理解するというものである。
① 自分も他人も知っている自分の性質(開放)
② 自分は気付いていないが他人は知っている性質(盲点)
③ 他人は知らないが自分は知っている性質(秘密)
④ 自分も他人も知らない性質(未知)
このジョハリの窓で一番大事なのが、④(UNKNOWN領域)をいかにオープンにして、①(OPEN領域)を広げていくかだ。自分も他人も知っている自分の性質をどんどん広げていけば、人間関係は今よりもっと円滑になるだろう。
窓を開けるために大切な2つのこと
・自分のことを他者に明らかにしていく=自分のことを話す(自己開示)
・相手にどう感じているか、どんなことを思ったか伝えていく=相手へフィードバックする(フィードバックをもらいにいく)
共通理解と共通認識、それがあると人間関係はより円滑になる。だから相手の言葉を聞くことと自分について伝えることをまずは意識していこう。