Nissan Leaf の Battery で ポータブルバッテリーを自作するためのφ(..)メモ
種類
初期 (ZAA-ZE0 2010.12(24KWh) Rev.A~C)
中期 (ZAA-AZE0 2012.11(24KWh) Rev.D~E)
後期 (ZAA-ZE1 2017.10 (40KWh) Rev.G)
仕様(初期)
<全体>
構成 48モジュール(192セル)
定格電圧 360V
重量 304Kg
<セル>
定格容量 32.5 Ah
公称電圧 3.75 V
外形寸法 長さ 290 mm × 幅 216 mm × 厚さ x.x mm
質量 787 g
エネルギー密度 317 Wh/ℓ 157 Wh/kg
正極 Mn + Ni
負極 グラファイト
<モジュール>
セル数 4
構造 2並2直×1ユニット
外形寸法 長さ 303mm(端子部or突起部を除く)
幅 223mm × 高さ 35mm
質量 3.8 kg
中期 仕様
構成 48モジュール(192セル)
定格電圧 360V
重量 273Kg
定格容量 33.1Ah(0.3C)
公称電圧 3.8 V
外形寸法 長さ 290 mm × 幅 216 mm × 厚さ 7.1 mm
質量 799 g
エネルギー密度 xxx Wh/ℓ xxx Wh/kg
正極 Mn + Ni
負極 グラファイト
セル数 4
構造 2並2直×1ユニット
外形寸法 長さ 303mm(端子部or突起部を除く)
幅 223mm × 高さ 35mm
質量 3.8 kg
後期
<全体>
構成 24モジュール(192セル)
定格電圧 350V
重量 303Kg
<セル>
定格容量 56.3Ah
公称電圧 3.65 V
外形寸法 長さ 261mm × 幅 216mm × 厚さ 7.91mm
質量 914g
エネルギー密度 460Wh/ℓ 224Wh/kg
正極 Ni + Mn + Co
負極 グラファイト
<モジュール>
セル数 8
構造 2並2直×2ユニット
外形寸法 長さ 300mm(端子部or突起部を除く)
幅 222mm × 高さ 68mm
質量 8.7 kg
セル単位での容量
公称電圧
初期:3.75V
中期:3.8V
後期:3.65V
定格容量
初期 32.5 Ah
中期 33.1Ah
後期 56.3Ah
後期は電圧が低くなり、容量がUP
電力量を単純計算しても
初期 121.875w
中期 125.78w
後期 205.495w
1ユニットあたりの容量
*後期のみ2ユニットが一体になっているため厚みが約2倍となっている
初期:2並2直×1ユニット
後期:2並2直×2ユニット
1ユニットあたりで計算している
初期:487.5w = 3.75V *2 *32.5Ah *2
中期:503.12w = 3.8V *2 *33.1Ah *2
後期:821.98w = 3.65V *2 *56.3Ah *2
リーフ 後期バッテリー 端子配置
リーフバッテリーを分解するとモジュールごとに分解できる
リーフの後期モデルのバッテリーは上図のように2つのユニットが一体になっている
端子配置
黒 白 赤
赤 白 黒
わかりやすいように写真に電池の絵を描いてみました
真ん中の白端子はお互い繋がっているので、
黒と白をテスターで電圧計測すると3.65Vくらい計測できるはずです。
24V回路の構築
上図のように配線することにより、
3.65*4 = 14.6V
となります。
24V回路を作る場合は2個あれば作成できるが
単純に8セルを直列接続すると
3.65V *8個 = 29.2V
となり、電圧が高すぎる。
そのため1セル分は使用せずに、
3.65V *7個 = 25.55V
以上のように使用した方が充電回路も通常の24V用が使用できる。
このように7セルを直列で使用した場合、
3.65V *7個 * 56.3Ah = 1438.465Wh
となる。
(理論上です。実際は中古バッテリーのため損失を考慮して
30%程度は低めに想定しているので1Kwh程度)
消防法
Youtuberが消防法に引っかかりリーフバッテリーを撤去した件は有名な話
法改正の具体的な内容は消防庁の公式サイトから閲覧可能です
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-116/02/shiryou1.pdf
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-116/02/shiryou1.pdf
↑は非常にわかりやすい資料でした
17.76KWhの壁やら10-20kwhの壁とかありますが
逆に家えば10Kwh以下であれば消防法の申請は不要ってことですねw