見出し画像

激しい胎動が痛い…!私に合った対処法はこれでした

2023年11月、紆余曲折ありながら38wで男児を出産しました。
出産までの流れに興味のある方は、下記をご参照ください。

妊娠後期には、激しい胎動に悩まされました…
検診で医師の先生に「何か困ったことはありますか?」と聞かれると、毎回のように「胎動が痛いです。」と答えていました。
先生の答えはわかっています。
「元気な証拠ですね」って返されるだけです…苦笑
対処法がないのはわかるんですけれど、毎回言っていました。


成長につれて痛くなる胎動

切迫早産で25wから31wまで入院していた際、毎日の胎児の心拍チェックの時、目で見ても動いているのが分かるので、毎回「よく動くね〜、元気ね〜」と言われていました。
胎動があることは、まさに胎児が元気に生きている証拠なので、ありがたいと思いつつ、胎児が大きくなるにつれて、3胎動が痛いくらいに激しくなってきました。

WEBを検索するも効果のある対処法は無し

何か対処法はないのかしら、とWEBで検索してみると、Q&Aサイトにありました、胎動が痛くて辛いことについて、いくつかのトピックが。
そのトピックに共感するも、返されているコメントになんとも言えない気持ちになりました。
胎動は「元気な証拠」、「我慢」、「今だけと思うと愛おしくなりますよ」挙句には「母親なのに何言ってるの(という旨のコメント)」とまで…

痛いものは痛い。辛いものは辛い。

痛いものは痛い、辛いものは辛いと思うんです。
朝から晩、寝ていても目覚めて「うっ!」「ぐぉっ!」っとつい声に出てしまう胎動の衝撃や、子宮の壁を足の踵で「ぐぐぐっ」とえぐるように蹴り伸ばされる感触。
「さする・温める」「話しかける」「体勢を変える」というのも目にしたので試してみましたけれど、効果はありませんでした…
34wくらいからは、肋骨にまで足が届いていました。
内側から肋骨を蹴り上げられた時には痛いし、怖いしなんとも言えない気持ちになりました。
「胎動が愛おしい」というWEB上のコメントを拝読したこともありましたけれど、まだ痛さを感じるまで激しくなかった頃ならいざ知らず…痛い胎動を愛おしいとは微塵も思いませんでした。
正期産に入ってからは「早く出ておいで〜。外の方が自由にバタバタ動けるよ」と言い聞かせていました。

スクワット中にふと気がつく

じっとしていても辛いので、出産に向けたスクワット運動をしていてふと、
「あら?おとなしい」と思いました。
もしや…と思い、胎動が始まると軽く小刻みにスクワットを始めると、
あら不思議…!胎動が落ち着きます。

結論:激しい胎動には上下小刻みな動きが効く

寝る時や疲れた時には、なされるがままになってしまいますが…激しい胎動をおさめるために効果があったのは、上下小刻みに動くことでした。
スクワットのように膝を軽く曲げ伸ばしして上下に揺れる方法です。
後に納得しますが、赤ちゃんをあやす時もスクワットの上下運動は効果的。
バランスボールに座りながら弾むと、疲れることなく長い時間動き続けられる様です。
※ 試される方はくれぐれもご自身の体調に合わせて、無理のないよう、安全に注意して行なってください。

出産後にとても愛おしく思う

さて…激しい胎動などに苦しみながらも出産の時を迎え、無事に産まれた我が子。
産まれてくると本当にかわいく愛おしいものです。
出てきて、もうすぐに足をバタバタさせています。
踵に手をやると…ああ、これ。
この足にお腹を蹴られてたなぁって不思議な感覚になりました。
外に出てきた動きと、お腹の中にいた時の動きは当然ですけれど、全くそのもの。
激しい胎動は愛おしくもなんともないですけれど、出てきた我が子はとても愛おしく感じられました。

我慢する必要はない。素直な気持ちを感じること。

最近では無痛分娩・和痛分娩なども選択できるようになるなど、
「出産の痛みを経験しなければ母親になれない」という風潮も和らいできたかと思いますが…それでも妊娠・出産に関する「我慢」「忍耐」は当然のような暗黙の了解が根強くあるように感じています。
現実的に妊婦に使用できるお薬は限られていますし、選択できる手段はとても少ないです。
でも「痛いものは痛い」「辛いものは辛い」だと思います。
それを「我慢」「忍耐」挙げ句の果てに「母親なんだから」というのはちょっと違うのではないかと思いました。
痛い時には「痛い」、辛い時には「辛い」と感じること。
そうすることで、「自分は我慢もしくは忍耐しなければいけないものが出来ていない」と自分を責めるなどの余計なストレスを感じることが減ると思います。
痛いものを「痛い」と感じてもちゃんと母親になれますし、産まれてくる我が子を愛おしいと思うことも出来ます。
安心して、身体と心を大切に過ごしてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?