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生活と仕事中の気が乗らない時間

⚫︎同居あるいは新しい生活

妻と同居が始まり約2週間。

妻が順調に専業主婦のテンプレのような
生活を送っていることに、なんとなく
心が安らぐ。家に専業主婦がいると、
一部の人間の精神安定に役に立つ。

妻の生活をヒアリングしたところ、
下記のようなサイクルであった。

朝起きて、僕を見送ったのち、
掃除と洗濯をする。ランニングもする。
たまに昼ご飯を外で食べる。麺類。
僕に写真を送りつける。

自転車で半径5km以内をうろちょろする。
美味しそうな店を見つけたりする。
買い物をする。清掃用具とか、調味料とか、
食材とかなんやかんや。
白い巨塔の再放送を見る。録画もする。
半強制的に僕に勧めて見せてくる。
(なんだか強制されるのは悔しいが、
 名作すぎて見入ってしまう。)
昼寝をしたりする。本を読んだりもする。
適当な時間になると夕飯を作る。
作って欲しいものを聞いてくることもあれば、
適当に作っていることもある。


そんな感じで、僕が帰る。
帰ってくると夕飯が作られている。
たまに作られていない。
昨日はにくじゃが。一昨日は漬けマグロ丼(僕が作った)
その前は…豚肉と野菜炒めの卵とじ…だった気がする。
味噌汁とか中華スープとか汁物も
作られていたりする。美味しい。
作ってもらうご飯は美味しい。
自分で作るご飯も、まずまず美味しいが、
人の料理の味は2割増で美味しく感じる。
たまに、例外が生じることもある。


しばしばビールが買われている。
アイスなんかも買われている。
自分で独り占めしたいアイスは
冷凍庫の見つかりにくい場所に
隠している。(チョコモナカジャンボ‼)
僕は見つけて、半分せびる。
しぶしぶと差し出してくる。


この前言ってた、トルコ料理屋って
どこだっけ? と尋ねてくる。
昨夜も答えたのだけれど、と前置きを
した上で改めて応える。
妻はたびたび聞いたことないし、
僕が話した内容を忘れる。
2カ月に1度くらいの頻度で起こる。

しかし妻に言わせると、僕も
同じようなことをしているらしい。
互いに興味が無いことには
とことん意識が向かない。そのくせに、
思い出したようにたまに意識を向ける。
意識を向けたとて、それが記憶されるかは
おおよそ別の話であると思うが。


生活をしている。




⚫︎仕事中の気が乗らない時間
   (気が乗る時間は一年に一回もない)


眠たい。眠たすぎる。すごく眠い。

ふせん・スマホ・ボールペン・消しゴム。
私のデスクに転がっている。

ピンク色のふせんはかわいい。
なんとなくカービィを思い起こさせる
パステルカラーのふせん。


カービィ。
かわいい。
でも冷静に考えるとかなり怖い存在。

なんの使命を受けたか知らないが、
いきなり知らない星に行っては
そこにいる食料のみならず住民とか
ブロックとかをとにかく吸い込む。
吸い込み続ける。
そんな生き物、他にいない。

キュートな笑顔のまま、
小気味いいテンポで行われる殺生。
ぽよぽよ言いながら、己の気分のままに
命を吸い込む。災害と言っても
なんら相違ないだろう。

その結果として、星が救われたとして、
それは本当に手放しで喜べるだろうか。
変わり果てた土地、壊された生態系。



当のカービィ被告に
罪の意識は無い。
檻にぶち込んだとて、きっと
檻を吸い込んで出てきてしまう。


あまつさえこの生き物は、
飲みこんだ生物の性質を取り込むことが
できる、という恐ろしい特性を持つ。


もしかしたら、あなたの大切な誰かは、
既にカービィになっているかもしれない…。


暇。仕事はあるが、なんだか。
パワポの資料を編集しているが、
どうにも気分が乗らない。
他人が作った資料にとやかく言う気はないが、
いらすとやを安易に使うのはいただけない…。
などと思った。だが、いらすとやの便利さは
常軌を逸しているから使う気持ちもわかる。

なんとなく、家族のイラストをパワポ上で
いじくってみることにした。


彩度をマックスまで上げると、白髪の
おじいちゃんとおばあちゃんだけ
髪色が明るめの茶髪になって、なんだか
高齢者だけファンキーな家族になった。
おもろい。


色調を白黒マックスにすると、黒が強く
なりすぎてホラーテイストになった。
さらにぼかし効果も入れる。
完全に原型はなくなった。
こわい。


図のツールでフレームを付けると、
家族写真のようになったので、
このままモノクロにしたところ、
全員事故で死去してしまった
集団遺影のようになってしまった。
ちょっと不謹慎だけどおもろい。


仕事しよ。


PS.両親が旅行に行くため、実家の猫の
     面倒を見るというイベントがあります。
     それだけして金もらって生きたい。

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