
第11回 テーブル機能について学ぼう
一覧は下記ホームページにあります
今回の資料は下記からダウンロードできます
今回使用するExcelファイルはこちら
タイピング練習をしてみよう
下記は私がタイピング練習をしていたときに使用していたタイピング練習サイトになります
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毎日10分ほど練習するといいと思います
Excelのテーブルとは
並べ替えや集計などが簡単にできる便利な機能を持ったもの
テーブル機能を使用するだけで、Excel業務の効率化が図れます
ただ、テーブルを使わない方がいい場面があったりすることもあるので、状況を見て使用しましょう
※Excel2024はテーブル機能を使用しなくても自動入力機能があるようです
ただ今回はテーブル機能を学ぶということで、テーブルを使用していきたいと思います
テーブル機能を使用するメリット
関数を使用していた場合、自動入力されます
次回プルダウンリストを使用しますが、プルダウンリストも自動的に作成されます
また、セルの書式等も引き継がれます
Tabキーを押下するとアクティブセルが右に移動しますが、テーブルの右端に来たときにTabキーを押下すると、テーブルの左端の次の行にテーブルの行が追加されテーブルが拡張します
実際にテーブルを作成してみよう
今回使用するExcelファイルを開いてください
テーブルを設定してみよう
「データ」シートにテーブルを設定していきます
完成イメージ

「データ」シートのセルB2をマウスで左クリックした状態で(太十字のカーソルが出ます)、セルH14までもっていきます
挿入タブの「テーブル」を左クリックします

先頭行をテーブルの見出しとして使用するにチェックを入れた状態にして、「OK」をクリックします
これでテーブルの設定が完了しました

テーブル内のどこかのセルをアクティブにし、「テーブルデザイン」タブを選択します
「プロパティ」グループの「テーブル名」から「テーブル1」となっているところを、「データ」に書き換え、Enterキーを押下します

テーブルのスタイルを変更してみよう
テーブルの書式は、テーブル内のセルをどこでもいいのでアクティブにすると「テーブルデザイン」というタブが出てきます
そのタブを選択し、「テーブル スタイル」から変更できます
左下の赤枠を左クリックしてください
その後、右下の赤枠をクリックします
今回は、「白,テーブル スタイル(淡色)15というものを選択してみます


テーブル機能を使用して値を入力してみよう
セルH14をアクティブにした状態にしておきます
Tabキーを押下してください
すると下記のようになります
「年」「月」の部分は日付を入力すると正しいものが反映されます
値段と売上金額がエラーになっていますが、これから他のセルに値を入力するので大丈夫です

下記のようにすべて半角で入力していきます
セルの移動はTabキーを押下して行います

商品名が入った段階で、値段が表示され、売上金額に0が入ります
これは、リストシートに商品名と値段が入っており、値段の列にVLOOKUP関数を入れて参照しているからです
また、売上金額には、値段×売上個数を計算する数式が入っており、売上個数が空欄だと0として計算されます
売上個数に数値を入力するとその値が計算されます
テーブル機能を使用してみよう
集計にもテーブル機能を使用してみたいと思います
集計シートを左クリックし、開いてください
先ほど選択したのと同様にセル範囲B2:D2を選択します
挿入タブから「テーブル」を選択し、先頭行をテーブルの見出しとして使用するにチェックを入れ、「OK」をクリックします

テーブル名・テーブルのスタイルを変更しよう
任意になります
テーブル名を「集計」に変更しておきます
先ほどのテーブルに合わせてテーブルのスタイルを変更しても構いません
先ほどのテーブルに合わせたいので、同じテーブルのスタイルに変更した状態でこの先の説明をしていきます
テーブルに値を入力してみよう
下記のように入力します

セルD3については下記のように入力していきます
1.「=SUMIFS(」と入力します
2.「データ」シートを選択し、さらにセル範囲H3を左クリックをしながら、H15までもっていきます
3.「,」(半角カンマ)を入力します
4. 2と同様に、「データ」シートセル範囲C3:C15を選択し、カンマを入力します
5. 「集計」シートのセルB3を選択し、カンマを入力します
6. 2と同様に「データ」シートのセル範囲D3:D15を選択し、カンマを入力します
7. 「集計」シートのセルC3を選択し、「)」(半角カッコ)を入力し、Tabキーを押下します
すると、「=SUMIFS(データ[売上金額],データ[年],[@年],データ[月],[@月])」と入力されます
さらに下記のように数値を入力します

すると下記のようになります

今回はここまでになります
ありがとうございました