活動体験記 No.25

私は今回で2回目の沖縄隊参加になります。

この活動体験記でのテーマは「遺骨収集活動を行う意義」と「今後繋いでいきたいこと」ですが、平和活動を通して感じたことも、この場をお借りして共有させていただきたいと思います。

平和活動で特に印象に残っているのは、糸数アブチラガマの見学です。前回の活動で見学したヌヌマチガマよりも広かったものの、ガマ内はジメジメしていて地面もぬかるみ、とても息苦しく感じました。また、懐中電灯の灯りを消してみると、さっきまで隣に人がいたということも分からないくらい真っ暗で恐怖や孤独を感じました。

当時は外での攻撃の音が聞こえたり、亡くなった方の腐敗臭がしたりともっともっと苦しい状況だったんだろうと想像しました。

そこで私が考える「遺骨収集活動を行う意義」は、当時の人々の苦しさ、悲しさ、生きたかった気持ちを受け止め、救うことです。戦時中から時が止まってしまった戦没者の方々のご遺骨を、明るい太陽のもとへお迎えすることで、戦没者の方々にも明るい気持ちになって欲しいと思います。

この想いを忘れず活動を続け、戦没者の想いを繋いでいきたいです。

大学2年 ひん

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