まず、沖縄隊に参加したようと思ったきっかけは、元々戦史に興味があったという事と、昨今のウクライナや中東での様子を見て、これらの問題に対して他の学生がどのくらい関心があるのか、また先の大戦について一般的な大学生が持っている認識がどのようなものか知りたいと思ったからだ。活動では、主に勉強会セクションと班長を担当し、勉強会では自分の知っていることなどを話せてよかったと思う(お付き合いしてくれた皆さんありがとうございました!)。班長としても自分の班には遺骨収集や先人の犠牲に真剣に向き合おうとしてくれる方が多くおり、日本の将来も明るいと思った。
遺骨収集を行う意義としては、やはり歴史を忘れず平和とは何かを考える1つのきっかけになるということではないかと思う。昨今の日本は平和ボケなどと叫ばれて久しいが、そうした空気の中でも、遺骨収集を通して今の日本があるのも過去の英霊の方々のおかげであるという事に気づき、今の平和を守るために何をなすべきか考えるきっかけになると思う。
今後繋いでいきたいと思うのは、参加してくれた人たちが平和とは何か、国を守るとはどういう事かといった抽象的な問いをしてくれるような勉強会を次に繋いでいきたい。