アカペラMix挑戦の記録~パンの振り分けメモ~
用語解説:パンってなんぞや
イヤホンの右、左、どちらから聞こえてくるかを決めるパラメータです。
このパラメータを上手に設定してあげることで、どのパートも埋もれさせずにボーカルを目立たせることができます
今回のパンの振り分け
結論から言うと、下記の様な振り分けをしました。
ポイント1:ボーカル、ベース、ボイパに中央は独占させる
曲の主軸になる、この3パートにはC(中央)を独占させてあげると良さそうです。
L50~R50くらいまではこの3パートだけに使わせると良さそうな感覚がありました。
ポイント2:ベースは3本にする
今回、ベースのトラックを複製して、3本のトラックをC、L100、R100に配置してみました。
1本か、3本かは諸説あるらしいのですが、3本にすると音がかなり分厚くなって好きでした。
あと、ベースを3本にするとC(中央)のベース音量を小さくして、ボーカルをより目立たせることが出来るように感じました。
ポイント3:ボーカルを邪魔しがちな音ほど左右に追いやる
字ハモは比較的内側(L50、R50のあたり)に、それ以外のコーラスは外側(L80、R80のあたり)に配置すると良さそうに感じました。
おまけ:左右に割り振る上でのダブリングについて
左右に音声を振り分ける上で、同じパートの音が複数必要になってきます。
トラックを複製するのか、別で録音する(ダブリング)のか、ここも好みが分かれると思うのですが、今回はトラックを複製するやり方をしました。
次回作では、ダブリングを試してみたいと思っています。
追記:ダブリングを試してみた結果
アレンジ面で今後意識したいこと
今回のパンの振り分けをすると、音が分厚くできる(各パートの音量を下げずにボーカルを目立たせることができる)ことが分かりました。
このメリットを活かして、もっとコーラスを増やしてあげると、さらに聴きごたえのあるものが作れそうです。
参考動画集
Mixの考え方
Mixの参考音源
こんなアカペラ作れたら楽しくてたまらんだろうな……