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【入門】Effect Houseとは?概要から開発、公開、配布方法まで解説
今回は、4月13日にオープンベータ版が公開されたEffect Houseについて紹介します。
Instgram、Snapchatが先行する中で、後発でリリースとなりましたが、ショートムービーがメインのプラットフォームという面では、ARエフェクトとの相性がとても良いため、これからの盛り上がりに注目が集まっています。
Effect Houseとは
Effect Houseは、TikTok内で使用できるARエフェクトの開発ツールです。
TikTok上で高品質のエフェクトを簡単に作成、公開、共有できるようにすることができます。
Effect Houseは、昨年の秋からクローズベータ版で運用されており、これまでに450人以上のARクリエイターがTikTokにエフェクトを公開し、15億個の動画で使用され、6,000億回以上の再生回数を記録しています。
Branded Effects と Community Effects
Branded Effects(企業向け)
Branded Effectsを使用すると、ブランドは自社のブランドロゴやクリエイティブを使用して、自由度の高いARを制作することができます。
ARを通して、ユーザーとインタラクティブなコミュニケーションを図ることで、深いエンゲージメントを実現し、購買促進を促すことができます。
現在、一部の企業のみで、TikTokブランド効果認定パートナーによるクローズドアルファテストを行っており、今後、新しいBranded Effect認定パートナーの募集を開始するとのことです。
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Branded Effectsはカメラページのエフェクトトレイにアイコンが表示され、そこからアクセスできるようになります。
また、企業が購入したパッケージプランの内容によって、ファーストページのトレンドタブに配置されます。
また、ARエフェクトの詳細ページには、CTAリンク、ブランドや商品、キャンペーンに関連する情報を表示することができます。
Community Effects(クリエーター向け)
Community Effectsは個人のクリエーターによって作成され、クリエーターのTikTokプロフィールに公開されるエフェクトです。
Branded Effectsとは異なり、Community Effectsには、ロゴ、ブランディング、または製品の宣伝を含めることはできません。
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Community Effectsは作成者のプロフィールに新しいタブが追加され、そのタブに表示されます。
Community Effectsの詳細ページには、エフェクトを使用して撮影された、すべてのビデオと作成者プロフィールへのリンクが表示されます。
Branded Effectsとは異なり、Community Effectsの詳細ページにはCTAリンクや説明テキストがありません。
Effect HouseでARエフェクトを公開する方法
ダウンロード/インストール
Effect Houseは専用ページから、ダウンロード・インストールし、TikTokアカウントを使用してログインすることで使用することができます。
ダウンロードページ
ARエフェクトの開発
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ARエフェクトはガイドラインに沿って、制作する必要があります。ガイドライン沿って制作しないと公開前の審査でリジェクトされる可能性が高くなります。
エフェクトガイドライン
公開手続き
ARエフェクトが開発できたら、アイコンと審査用の動画を録画し、公開手続きを行います。
審査を通過次第、プロフィール画面にARエフェクトが公開されます。
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管理とアナリティクス
![](https://assets.st-note.com/img/1650277954359-VLW68R5O9e.png?width=1200)
管理画面から、エフェクトの管理とアナリティクスを確認することができます。
アナリティクスは、視聴数、投稿数、再生回数、いいね、シェアの数値を確認できます。
ARエフェクトの表示・配布方法
公開されたエフェクトをどのように配布するのか、また、TikTok内でどのように表示されるかを説明します。
QRコード
エフェクトを公開すると、エフェクトQRコードを取得することができるので、エフェクトQRコードをTikTok内のQRコードリーダで読み取ることで、ARエフェクトにアクセスできます。
また、エフェクトURLから遷移させることも可能です。
プロフィールページ
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プロフィールのエフェクトタブから公開したエフェクトにアクセスすることができます。
また、エフェクト詳細ページには、プロファイル情報も表示されるため、ユーザーは、クリエーターが作成した他のエフェクトにもアクセスすることができます。
エフェクトトレイと検索
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エフェクトのパフォーマンスやその他の要因によっては、エフェクトトレイにエフェクトが表示される場合があります。
また、エフェクトトレイの検索からエフェクト名を検索することが可能です。
エフェクトを使用した投稿動画
![](https://assets.st-note.com/img/1650278790707-wFAvI7GgMz.jpg?width=1200)
エフェクトを使用したビデオアンカーをクリックすることで、エフェクトの詳細ページにアクセスできます。
まとめ
今回は、TikTokのARエフェクト開発ツール「Effect House」の概要から開発、公開、配布方法まで解説しました。
今最も勢いのあるTikTokでARがどのように活用されるか注目しましょう。
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