丸佳浩と唐川侑己・・・vol.3
丸と唐川。千葉出身の2人は同時にプロの世界に入った。
華々しいスタートを切った唐川。なかなか一軍に上がれない日の続く丸。という対照的なスタ―トを切ったのである。
唐川は、1年目の4/26のソフトバンク戦に初登板・初先発。そして、平成生まれのプロ野球選手第1号の勝利投手となった。結果的に1年目は5勝4敗。高卒新人としてはまずまずの結果であり、希望の持てるシーズンであった。
一方、丸はウエスタンリーグで46試合に出場し、.288 1本という成績だった。
その後の2人の成績は以下の通り。
【唐川侑己】 【丸佳浩】
2009 5勝8敗 3.64 一軍出場なし
2010 6勝3敗 2.71 .158 0本 1点
2011 12勝6敗 2.41 .241 9本 50点
2012 8勝2敗 2.66 .247 4本 22点
プロ5年目までの成績を比べると、唐川は主力投手として着々と成績を伸ばしていき、丸はようやく一軍に定着してきたという段階。
この頃は、唐川は球界を代表する投手になるだろうと思っていたし、丸もようやく出始めてきたなという印象だったことを覚えている。
交流戦での2人の対戦は、何よりも優先して見るほど2人が一軍で対戦することが嬉しくて仕方なかった。
つづく・・