2019年夏の高校野球千葉大会予想!
いよいよ、7/10(水)から、第101回全国高等学校野球選手権千葉大会が始まります。
今年の出場チームは、163チーム。令和初の夏の千葉を制するのはどこなのか。
史上初4連覇の木更津総合か。センバツ準優勝の習志野か。はたまた、ジンクス(1県1代表制になって以来、西暦の末尾9の年)通り初出場の公立校となるのか―
群雄割拠と言われる千葉大会のベスト4を予想します!
【Aブロック:銚子商】
昨秋、今春ともに4強に入り、6年ぶりのAシードとなった銚子商が中心。秋・春ともに習志野に敗れており、夏に雪辱となるか。オールドファンならずとも注目の対戦が実現するのか、期待が高まる。
銚子商を追うのはBシード・千葉学芸。同ブロックには、Cシード・君津をはじめ木更津や袖ケ浦などの第8地区の公立実力校、古豪・千葉商、監督も代わり、11年ぶりの夏出場を狙う千葉経大附などの実力校がそろう。
【Bブロック:佐倉】
第3、4地区の実力校がそろうブロック。
昨秋、今春と16強の佐倉が2002年以来の旋風を巻き起こすか。同ブロックにはBシード・千葉明徳をはじめ流経大柏、市立柏など強豪揃い。佐倉にとっては、初戦がカギとなるだろう。
Aシード・専大松戸は、春の関東大会で4強入りと実力を発揮。昨年の初戦敗退を糧に今年は4年ぶりの甲子園を狙う。しかし、今年も初戦は日体大柏と二松学舎柏の勝者であり、侮れない。
【Cブロック:習志野】
習志野とBシード・成田の一騎打ちの様相。センバツ準優勝の習志野の優位は動かないが、成田も昨秋ベスト4、今春ベスト8と安定した成績を残しており、打線がどれだけ調子を上げられるかがカギを握る。
県船橋‐印旛明誠は1回戦の好カード。
遠藤主将が宣誓を行う学館浦安、Cシード・四街道はここ数年、毎年のように上位進出しており、習志野・成田の2校に対抗する筆頭だ。
【Dブロック:市立船橋】
最激戦区となったDブロック。4連覇を狙う木更津総合、Bシード・東海大市原望洋が中心となるブロックだが、実力・実績のある私立校・公立校がひしめいている。
その中でも、今大会はノーシードながら、近年夏は安定した戦いを見せている市立船橋を推したい。ノーシードとは言え、2回戦からの登場となるのも追い風だ。大会序盤で勢いをつけたいところ。
新生・東海大浦安や千葉英和など、ここ数年実力を発揮できていない私立校の躍進も期待したいが、京葉工業や好投手を擁する小金など台風の目となる可能性のある公立校も揃い、木更津総合にとっては息つく暇のないブロックとなった。
以上のように見ると、木更津総合、習志野が中心となる大会になりそうではあるが、大番狂わせを起こす可能性のある公立校も揃う。西暦の末尾に9がつく年らしい戦いが見られるか。