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Workout Wednesdayやってみた。 2021W2

はじめに

今回はWorkout WednesdayのW2に挑戦してみたいと思います。
最後に反省点も載せています。


概要

今回挑戦するやーつは顧客生涯価値のマトリクスを作成することが求められています。俗に言うLTVをマトリクス表で表現するということですネ。

要件は

①ダッシュボードサイズ:1400px x 1000 px
②シート数は自由
③各顧客を獲得四半期(購入した最初の四半期)ごとに分類する
④獲得からの四半期ごとに、顧客の平均生涯価値を算出(総売上高/総顧客数として定義)。
⑥色の凡例は、こちらから入手できるカラーブリューワーパープル/ブルー/グリーン
⑦LTVが存在しないマークの背景は白
⑧追加要件として2019年第2四半期と2018年第3四半期の両方のギャップを埋める

前回と比較すると簡単そうですネ!
早速作成していきましょう。

計算式

今回必要な値は
「初めて顧客になった四半期」
②「顧客になってからの四半期数」
③「四半期、顧客ごとの平均生涯価値」
でしょうかね。

①「初めて顧客になった四半期
まずは「初めて顧客になった四半期」を作成します。

{ FIXED [Customer Name]:DATETRUNC('quarter',min([Order Date]))}

「顧客になってからの四半期数」
これを作成するためには「初めて獲得してからの注文日」を作成する必要がありますね。

IF [Order Date]>[初めて顧客になった四半期] THEN [Order Date] END

こんな感じで作成してみました。
あとは

DATEDIFF('quarter',[初めて顧客になった四半期],[初めて獲得してからの注文日])

「四半期、顧客ごとの平均生涯価値」
これを出すためには四半期ごとの顧客数と総売上が必要なので作成します。

四半期ごとの顧客数

WINDOW_MAX(COUNTD([Customer Name]))

四半期ごとの総売上

RUNNING_SUM(sum([Sales]))

あとはこれを割るだけですね。

「四半期、顧客ごとの平均生涯価値」

[四半期ごとの総売上]/[四半期ごとの顧客数]


Viz作成

スクリーンショット 2021-11-07 21.39.16

適当にピルを配置してみたのですが、作成した「平均生涯価値」が反映されませんね。
こういう時はデータソースを確認してみましょう。

スクリーンショット 2021-11-07 21.41.19

すると、はじめに[Sales]のデータ型を文字列から数値に変更したのですが、NULLになっているのが分かりました。

なので、データ型を文字列に戻す→変換→分割して数値だけのメジャーを作成しました。

スクリーンショット 2021-11-07 21.43.44


上手く行ったっぽいですね。

スクリーンショット 2021-11-07 21.47.20

あと行うのは、
⑥色の凡例は、こちらから入手できるカラーブリューワーパープル/ブルー/グリーン
⑦LTVが存在しないマークの背景は白にする
この2つでしょうか。


まずは⑦番から解決していきます。
最初はLOOKUP関数を使ってサクッといけるかと思いましたが、四半期数0の値がどうしても出せず挫折しました。思ったように生きませんね。

3つの計算式を作りたいと思います。

①カラム番号

INDEX()-1
既定の表計算を「初めて顧客になった四半期」に変更

②行数


WINDOW_MAX(INDEX())
既定の表計算を「初めて顧客になった四半期」に変更


③行番号

INDEX()
既定の表計算を「初めて顧客になった四半期」に変更

あとは白くするやつフィルターを作成します。

[カラム番号]<=[行数]+1-[行番号]

これで坂道アイドルのロゴ風にすることが出来ました!

スクリーンショット 2021-11-07 22.56.14

次に⑥番を解決していきます。
こちらは僕の頭では理解できなかったので、公式のこちらの記事を見ながら行いました!
それを見てください。疲れました、、、


仕上げ

あとは
①年とQの入れ替え
②線を消す
③ツールヒントを整える
④タイトルをつける
を行えば完成です。

反省点

こちらが今回の成果物になります。

今回の反省点はメジャーの名前を長く付けすぎてダッシューボードで見えなくなっていた点ですね。
最後に直そうと思いましたが、名前の変更をしてしまうと計算式も書き換える必要が出てくるので面倒で諦めました。
情報を詳しく伝えることも必要ですが、可視化する際は
「如何に見やすくするか」
も大事だと思うので今後に活かしていきたいと思います。

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