【自動車無し生活】猫と散歩
自家用車を手放したせいで生活圏がぐっとコンパクトになって、今まで車で通っていた動物病院も近くの「町の動物のお医者さん」に変えることにしました。歩いて15分くらいの場所に良いお医者さんを見つけることができてほっとしています。
猫を運ぶときは基本的にはペットキャリーという細身のかまぼこみたいな形をしたカゴに入れて運んでいたのですが、そこそこかさばるものですから抱えながら歩くのはなかなかしんどいものですから、今回ペットスリングなるものを購入してみました。
まあそれなりに値段の張るものでもありませんし、ダメもとで買ってみたのですが、これがなかなか良くできてました。
底板などが無い単純な肩掛けの布袋なので、安定しないし猫が落ち着かないのではないかと思ったのですが、何回か入れているうちに程よいポジションが見つかったみたいで、特に手で支える必要もなくなりました。肩から下げているだけで両手があくと、雨の日には傘もさせるのでとても便利です。
また、これから冬にかけて寒くなっても、このスリングをかけてその上からコートを羽織ればちょうどふところに収まる感じになって寒さも防げそうです。
我が家の猫は完全室内飼いなので、外の世界をほとんど知りません。15分と言えど彼女にとってはちょっとしたお出かけです。スリングの上のほうはメッシュになっているので、外の様子を一生懸命目で追ってます。
病院に行くことはバレてますので、歩いている間はずっとニャーニャーとブーイングは止まらないわけですけれども、そんな彼女の声を聴きながら外を歩くのはなかなかに心楽しく、春先になったら満開の桜を見せてやりたいなと思っています。完全室内外の猫に外を見せるのは良くないのかもしれませんが、もう20歳なので残りの時間をつかってほんの少しお出かけを楽しんでもいいかなと。
ちなみに、今度のお医者さんは猫の点滴も自宅でやるように勧めてくれて、点滴のやり方などもひととおり教えていただきました。今では錠剤も飲ませることもできますし、シリンジも扱えるようになりました。最近は点滴のやり方や薬の飲ませ方などはYoutubeにもたくさん動画が上がっていて便利ですね。
こちらはいつも参考にさせていただいている三ツ池動物病院の動画です。
やっぱり自分の行動範囲が狭くなってくると、ある程度自分でなんでもやらないといけない部分は出てくるわけですが、やってみると意外とできてしまうものですね。なんだか生活力が日々向上している気がします。