iPhoneから削除したショートメール(SMS)を復元する方法は?できない場合の対処法も解説
このようなことでお悩みの方は意外に多いのではないでしょうか。この記事ではiPhoneから削除したショートメール(SMS)を復元する方法を解説します。
iPhoneをお使いの方で、大切なショートメール(SMS)を誤って削除してしまった方は参考にしてみてください。また事前にショートメールの復元方法を知っていれば、いざというときに迅速な対応ができますよ。
iPhoneから削除したショートメールを復活させたい場合は以下の方法が利用できます。
iCloudバックアップから復元する
iTunesかFinderバックアップから復元する
Tenorshare UltDataを利用する
それぞれ詳しく解説するので、ショートメールを誤って削除してしまった方は参考にしてみてください。
方法1.iCloudバックアップから復元する
iCloudバックアップを利用すれば、削除されたSMS(ショートメール)を簡単に復元できます。ただしこの方法はバックアップがとられていたとき限定です。iCloudに保存されたデータは、端末の初期化や復元時に安全に取り出すことができます。具体的な復元方法は以下の通りです。
iPhoneの「設定」から「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選び、端末を初期化する
初期設定時に「Appとデータ」画面が表示されたら、「iCloudバックアップから復元」を選択する
Apple IDでサインインし、以前作成したバックアップを選択する(複数のApple IDを使っている場合はそれぞれのIDでサインインが必要)
Wi-Fiに接続した状態で、進行状況バーが表示されるまで待つ
復元が完了したらiPhoneが再起動し、削除されたSMSが復元される
定期的にバックアップを取っておくことで、万が一データを削除しても簡単に復元が可能です。大切なメッセージを守るためにも、iCloudバックアップを有効にしておくことをおすすめします。
iCloudバックアップを有効にするには、iPhoneの「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」を選択し、スイッチをオンにしましょう。Wi-Fiに接続した状態でデバイスが電源に接続され、画面がロックされている時に自動的にバックアップが行われます。
方法2.iTunesかFinderのバックアップから復元する
iTunesかFinderに定期的にバックアップをとっている場合、その時点のデータを含むバックアップからデータを復元できます。iTunesかFinderを使ったバックアップはローカルに保存されるため、インターネット接続が不要でデータ量に制限がないという利点があります。具体的な復元方法は以下の通りです。
MacやWindows PCでiTunes(またはFinder)を開き、iPhoneをUSBケーブルで接続する
iTunesやFinderのサイドバーに表示されたiPhoneを選択する
表示された画面で「バックアップを復元」を選ぶ(この際、デバイスのパスコードを入力する必要があることも)
復元したいバックアップの日付を確認し、適切なものを選ぶ
復元が終わるまで、デバイスを接続したまま待機する。進行状況バーが表示され、完了したらiPhoneが再起動させる
上記の手順によって、削除されたSMSを含むすべてのデータがバックアップされた状態に復元されます。
方法3.Tenorshare UltDataを利用する
Tenorshare UltDataはiCloudやiTunesのバックアップなしでも、デバイスから直接データをスキャンして復元することが可能なデータ復元ソフトです。UltDataは完全削除された写真や動画、SMS、連絡先、アプリデータなどさまざまな形式のデータ復旧が可能です。
SMSのメッセージだけ復元可能なうえに初期化も必要ないため、SMSの復元でお困りの方はぜひ利用してみましょう。UltDataの利用手順は以下の通りです。
1. パソコンでUltDataを起動し、「iOSデバイスから復元」をクリックする
2. iPhoneの電源が入り、コンピューターに接続されていることを確認する
3. スキャンして復元したいデータにチェックを入れるか、メッセージを選択して「スキャン」をクリックする
4. 必要なメッセージファイルにチェックを入れ、「復元」をクリックする
このようにUltDataは簡単な手順でデータの復元ができるため、電子機器の操作に慣れていない方でも手軽に利用できるでしょう。
まとめ
この記事では、iPhoneから削除したショートメール(SMS)を復元する方法を解説しました。
iPhoneから削除したショートメール(SMS)の復旧には、iCloudやiTunes、Finderのバックアップが必要です。これらのバックアップがない場合は、Tenorshare UltDataを利用してショートメールの復元を試しましょう。
この記事によって、あなたがより快適にiPhoneを利用できるようになったならうれしく思います。