「仕事で出会う愛すべき面倒な人たちの対処法」
はじめに
「嫌い」だとか冷たい一言で縁を絶つことができればいいのですが、仕事でどうしても顔を合わせるしかない相手が居るものです。私の周囲に居る「何でも笑って済ませられる」ような、懐の深い人たちのように立ち回ることが、私にはまだ完璧にはできませんが、その時々でできた対応方法を記事にしたいと思います。
自分がリーダーじゃないのにリーダーとはこうあるべきを持っちゃってる人
私と同じ仕事をしているフロアの方で、私が居る島の隣の島の派遣社員の方のエピソードです。私より年齢が上ですが、私と同期入社でふんぞり返っている方。自分が居るチームのリーダーが、「自分の上に立っていい人間なのかどうか」を常に意識しておられる方。何か気に食わないことがことがあれば、さらに上の上司に掛け合い、居るのかどうか分からない同調圧力の意見を振りかざし、理由を付けてはリーダーを変えるように問題提起する。(その理由の全てがコミュニケーションで済むような些細なこと)リーダーが変わればまた何かに付けて問題提起。そこまで言うなら、自分がリーダーになればいいのにやりたくないと言う。それまで私に直接の関係が無いため我関せずを通していましたが、3度目のリーダー変更が起きそうなところで私が介入、以下、私の言葉を以て文句は出なくなりました。
パワハラを訴えてきた構ってちゃん
誰に対しても新入社員だと思って指導する私。他の新入社員でさえ分かるような事柄が分からない方に対しては、与える仕事には差を付けます。ペースが遅くとも追いつくと思っているし、得手不得手がある思っているから。ミスが少なくなるようにと、ひとつひとつの仕事に自信が付いてから先に進むようにとその意図も説明します。私のその考えが気に食わない中途社員の方のエピソードです。ひとつ前の仕事すら全然終わってないのに、私が仕事を与えてくれないと言う。私の言動も行動も気に入らない、私が数字改ざんしたり、私から侮辱されたりすると言う。どこどこの部署ではこんなことしないと言う。(いやあんた入ったばっかりやん)上司がその人を観察していると、仕事もせずに私の行動を何時間もかけてメモに取っていたりするとのこと。遭遇したことのない理不尽な状況に困惑、上司に呼び出しを食らった私が経緯説明したところ、早くに彼女が希望する部署異動となったものの、異動した先でも何らかの問題を起こし退社されたそうです。以下、上司の言葉となります。
発作的にブラウザ閉じちゃうパソコン苦手な出向者さん
「所属先ではほとんどパソコン使わなくて」と、某大手の会社からの出向者で、にわかには信じがたい言葉でしたが、パソコンが苦手な方のそれとは相反する(と私は思っている)行動をされる方とのエピソードです。普段からネガティブな言動が多いものの、それは仕事に対しては慎重になれるということだと思いますし、プライベートのことは笑顔で話す方なので、普通の方なんですよね。良い人。最初の内は私もつきっきりで、仕事で使うエクセルやシステムのダブルチェックを重点的に行っていて、隣でパソコンを見ながら、赤ペン先生のようなことをしていたとき。私が「その1行目を範囲選択してコピーしましょう」と言い、手元が狂ってマウス操作を誤ったその方、「ああ~」と言いながら咄嗟に画面右上のバツボタン押してブラウザを閉じちゃうんです。私が「大丈夫大丈夫」などと宥めてから、またそれまでと同じことをさせたところで、また手元が狂って~(以下同文)今度はエクセルも保存しないで閉じちゃう。そこで私は正直に思うことを言って諭しました。それでも、今では彼女もどこかの島のリーダーです。
さいごに
誰に対しても新入社員だと思って指導する私。おそらく賛否両論あると思います。ほとんどの場合に会社に指導マニュアルみたいなものはあるんですが、社内に居る人向けであって、「社外から来た人向けではない」し、何より「人間を相手にしてない、愛を感じない」と思うんです。それ感じたときはマニュアル変えようとプレゼンしちゃうし。また、私は相当非常識なことをしない限りは、「結果良ければ全て良し」と思うので、過程を大事にし過ぎる方が頭が固いなって思っちゃうんですよね。会社不適合者です。