悲しみの前の現実<1>
※この記事の最後にスタエフで
収録した
「耳読」がございます
本記事を移動時にも
ご活用できるように
致しました。<m(__)m>
昨年、最愛の父を亡くしました
「生」と「死」は表裏一体で
誰にでも
いつか必ず訪れるもの
そう
わかっていても
覚悟なんてできない
その時が近いと
知らされていても
実際
おとずれた「時」は
平静ではいられなかった
しかし
現実には
遺族のあずかり知れぬ
水面下で
「法律」の名のもとに
金を数える者たちが
蠢いている現実があるのです
過去の職業から
「終」の後に訪れる
いえ・・
時にその前から始まる
金銭トラブルをいくつか見てきました
今となり
その「経験」が
私たち家族を救い
こうして警鐘を鳴らす
機会にもなりました
始まりは前述
過去職から少し
お付き合いください
とある地元資産家
上品でしっかり者の
おばあさまは、毎月の訪問を必ず望む方でした
「ひと月、一回は顔を見ないとね」が口癖で
面識を重ねると「情」がわき
強い結びつきになる
それが「商売の基本」と
必ず前置きなさる方でした
建物の一階は
店舗兼息子家族の住居
ご本人は
お二階にお住まいで
私たち出入り業者は
外階段から直接伺う決まりです
階段の登り口は
ちょうど店舗勝手口の前
聞き耳を立てておられるのでしょうか…
帰りしなは、必ずそこからも
およびたてを頂戴し
引きずり込まれていました(苦笑)
おばあさまの資産に
関する情報を
私から聞き出そうと
40~50代の
息子さんだけでなく
お嫁に出られた
ご息女3人も必ず、ご同席
直系の方とは言え
「お話しできない」と
毎月の問答の繰り返しで
困りました
おばあさまはご壮健で
何の兆候もありません
それなのに
いい歳となった子供たちは
母親の死亡後に得られる
財産の胸算用にやっき
繰り返される毎月のことに
私は不快な思いを
抱いていたのです
他にも、肉親でありながら
「あてにする」状況は
いくつもあり
金持ちって大変・・
「金」がすべての基準に
なるのだと
刻み込まれました
そこから
私の著書
「欲望の純血種」へと
つながり
私自身が身に覚えの無い
「金の争奪戦」に
巻き込まれていくのです
身近な親族が「金」のために
我が子の父親すら
「死」へいざなう
それが著書の内容ですが
「欲望の純血種」では
実際に手続きした
「相続の放棄」を
過去職からの知識で
仲の良い親族の分も
共同で行い
財産の搾取を目論んだ・・
いえ、実際、犯罪行為の末に手に入れた親族を除き
家庭裁判所にて
正式に手続きしました
法の解釈を、しっかりと理解していなければ
わが身に降りかかる
「火の粉」を
払うどころか
逃れられない「借金」として
確定させてしまうのです
(詳しくは著書にて解説しております)
「相続の放棄」は簡単で
拍子抜けするほどでした
その経験から
今回も、少しばかり安易に
考えており
実際、その煩雑さから
一瞬ですが
やらなきゃよかったかな
と、迷ったほどです
さぁ、ここからがいよいよ
「悲しみの前の現実」
リアルに起きた当家の出来事
法の番人である弁護士さんも
霞を食って生きているわけではありません
しかしながら
「法」に無知ではなくとも
専門家のように
把握できない人々を
企業と結託して
追い詰めることに
良心の呵責はないか・・!!
ここでも
「金」が基準となることを
あらためて
思い知ったのです
つづきは
To be continued