写真で切り取る言葉〜ワークショップ〜
個人的な感想はこちらにまとめました。
以下の内容は、ワークショップを通してのレポとまではいかないこれまた個人的な記録です。
あなたの沖縄コラムプロジェクトを通して写真家である上原沙也加さんのワークショップに参加した。
誰に見せるわけでもない写真を撮り溜め、誰に見せるわけでもない文章を書く事を好む私は人前で話すことに緊張するということを忘れ、迷いなく応募をしてしまった。
プロジェクトの主宰である西さんが沙也加さんへのインタビュー形式でどのような視点で写真を撮り文字を書き出していくのかを聞けた。
話を聞く中で心に留まったことを以下箇条書きに。
・写真から出てきた断片を言葉にする
・自分の経験を思い出しつつ意識が飛び出していく感覚
・なぜその写真を撮ったのか、なにがひかかってシャッターを押したのか。
・写っているものを調べる
・写真を説明するだけじゃない言葉を紡ぐ
・写真はゆっくり考えるためのメディア
・個人的な視点・感覚から背後に別のものがつながっていく
・小さい視点から大きなところへ
・3つの層で写真を捉える
⑴写真に写るもの
⑵個人的な想い
⑶場所、物の歴史や背景
・写真は証言や記憶
はっとする言葉や、なんとなく感覚では感じていたけど言語化できないことを丁寧に説明してくれて話を聞いていてとても納得したし、この感想が正しいかはわからないけどとても心が落ち着いて安心できた。
ワークショップではさまざまな人の考えが聞けて楽しかったしとても贅沢な時間だと思った。また、いろんな視点があるからこそ、個々の文章を残すことの価値があるなと思った。
写真を見ると、写真を撮った時の自分を思い出す。海の写真は潮の香りがする。笑顔の人の写真は笑い声が聞こえる。写真は一瞬の閉じ込められた時間ではなく、そこから何度でも時間を再生できる媒体だと思った。そして、深く写真を捉えることにより、そこから経験したことのない過去にもいける感覚を味わえた。
とても素晴らしいワークショップだった。おもわず応募をしてしまい、とても緊張したワークショップでしたが参加できてとてもとても良かった。企画してくれた皆様、参加していた皆様、本当にありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?