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OC experimentはとても最高なバンドだ!

とても最高なバンドと出会ってしまった。小さな劇場でライブやりますのチラシを見つけた。台湾の新世代ジャズバンド「OC experiment」だった。海外での初ライブがこの小さな劇場で行わられるらしい。

OC experimentと言われても名前を聞いたことがなかった。音楽のサブスクで探すもアーティストとして出てこないし、SNSを探してもあまり投稿がなく、投稿がないどころかフォロワーが一桁だった。台湾から満を持してという感じではなく、本当に走り出しのバンドのようだった。

ジャズをベースにというところに惹かれ、これも試しだ!と思い行くことを決めライブの前日にチケットを購入したところ整理番号が2と記載があったのでお客さん私ともう一人だけ?とおもったが当日を楽しみにして迎えた。

小さな劇場。座席には私ともう一人だけではなく、ポツポツとお客が入っている。といっても20名ぐらいだったかもしれない。

かなりラフに舞台に上がった彼らはドラム、ベース、トランペット、キーボードの構成。曲を演奏します!と意気込む感じではなく、ごく自然に自分達が一番楽しんでいる感じで演奏を始めた。彼らはジャズをベースにR&B、ファンク等が混ざりあってOC experimentにしか奏でられないミュージックグルーブがあった。

インストの曲は演奏をしながら音色が踊っているように思えた。演奏中もとても自由でその場で誰がソロをやる?といって目配せをしていた。特にリーダーのOCは演奏を良い方向に運び、特出した音楽センスが感じられたけどそれに応答する他のメンバーもかなりかっこよかった。OCはヴォーカルとして歌うこともありこれが本当に自由で曲を聞いているみんなが気持ち良くなった。

小さな劇場でおそらくみんな初見のバンドだったと思うけど、ライブが進むに連れ座席に座りながらも声を出したり、演奏の山では曲中でも拍手が起こったり20人のお客は完全に彼らが奏でる音楽の虜になっていた。最後のアンコールも即興で演奏してくれて良いライブだった。

ライブ終わり絶対にCDを買って帰ろうと思っていたのに物販は何もなかった。さすが走り出しバンド。

ただ、彼らが世間に見つかったらあっという間に有名になるんだろうなと確信した。そんな彼らの初めての海外ライブに行けたことがとても嬉しかったしこの小さな劇場を選んでくれてとても嬉しかった。

ああ〜!またライブに行きたいし何回でも音楽が聴けるようにCDも欲しい。
おそらく次彼らの音楽が聴ける機会があるとしたらとても有名になっていると思う。完全に私は彼らの虜になってしまった。みんなも是非聴いてみてほしい。



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