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無様な宇宙飛行士

文章が終わる時、終わるのは文章だけであり、生活は無情にも続いていく。
世界は簡単に僕らを解放してくれない。
もしこの文章を書く行為をやめるときがきたら、
それは孤独からの解放だろうか。
表現者としての諦めだろうか。
青春の終わりだろうか、
それとも生命の灯火にそよ風が吹いてきたときだろうか。
僕にはわからないし、分かろうともしていない。
わからないものは素晴らしい。同時に美しい。
わからないとは未来への光だ。
全てをわかってしまう世界で僕は一日でも生き残ることができないだろう。
疑問からの解決を僕は欲しがる。しかもそれが毎日毎秒続いていく。
続く、続く、続く、続く。
終わりなどこない。きっと終わりなんて幸福なものは人生が幸せになった頃初めて訪れるに決まっている。
神様はどうせ意地悪なので。

無様かつ珍妙な日々の生活を綴ります。
どうかお付き合いください。

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