イジメを無くすなんて綺麗事。身を守る術としてイジメを止める方法を考える。

イジメ問題なんて、昔から言われ続けている事である。

何十年も議論され続け、未だに解決の目処はない。

確かにイジメを減らす事は出来るかもしれない。環境なりルールなり色々と考えられているとは思う。

それでも僕はこれからもイジメは無くならないと確信している。間違いない。

だからこそ自分や、自分の子供、大切な身の回り人がイジメに直面した時どうするかが大切だと思っている。

実際に僕も小学生、中学生時代にイジメを受けた経験がある。

よく「イジメをする奴が全て悪い!」と叫ぶ方々を見かける。

確かに良いか悪いかで言えば悪いのは間違いない。

だがそれと、自分がいじめられてるいた原因を理解しないのは別だ。

その事と見つめ合わない限り、環境が変わってもイジメを受ける可能性は高い。

例えそれが理不尽であっても考えておかなければいけない。

身を守る為に知っておいて損はないだろう。

僕の場合、小学生時代から食べるのが大好きでかなり太っていた。

アンパンマンみたいに顔が膨らんでおり、常に笑っている様に見られる顔だった。エビス顔だ。

常にニコニコ(に見える)して人を馬鹿にしているだろ?と難癖をつけられたりもした。

そんな僕は1個上の男の子に下校時を狙ってイジメを受けていた。

僕にはどうしようも無く、友達に泣きついた。

結果的にその友達がその子を懲らしめてくれたのか、それ以降イジメは無くなった。この頃は恵まれていたなと思う。

中学時代も、からかいを受けて変なあだ名で叫ばれたり、部活中の人目がいない所で殴る蹴るのリンチを受けていた。

この時の僕は太った見た目とお調子者の性格をしていたのが仇になった。

ちなみに失敗談として、イジメられない為に強くなれと空手教室に通わされた事がある。そこでも年上の子にイジメを受けて辞めてしまったわけだが…今思うと同年代に紛れて鍛えるのは中々無謀だったのかもしれない。

1つのプランで上手くいかないのは世の中他の事も同じだ。AがダメならBを試すしかない。

結果僕は、3年間でお調子者の空気の読め無い性格を見直し、部活で体を絞り高校生活は無事な平穏な生活を手に入れる事が出来た。

これは、ただイジメられたと嘆くのでは無く、原因に向き合った結果である。

冷静に考えると何かしら原因(見た目や性格に難がある)がある場合が多いのではないかと思う。

その原因を放っておくと、またいつかイジメを受けるのである。

恐らくイジメを経験した事がある人は複数回経験している人も多いはずだ。

直せる所(見た目や、性格)は直す、直せない所は特技でカバーして舐められない術を身につける。

これが1つのイジメを止める方法だと僕は思う。

もう1つの方法は

関わったらヤバい奴。と思わせる事である

1番怖い人間とは何か?何をするか分からない人間であると僕は思う。

武術を習って体を鍛えて強くなるのもこれに当てはまる。ヤバそうと思わせれば勝ちだ。

ただ喧嘩に勝てない子もいるだろし、器用な立ち回りが出来ない子もいると思う。

そんな場合はイジメという問題を大きくしてしまう。

だいたいの場合イジメは見つからないタイミングで行われるし、問題が露見しない。

相談しても事が大きくなる事を恐れて保身に走る大人達(先生や、上司など)も多い。

だからこそ、問題を荒立ててしまえば良い。

学生であれば授業中にイジメ相手に詰め寄り怒鳴るなり、ビンタの1つでもしてしまおう。

相手も大勢を前に下手に暴れられないし、問題は大きくなり露見する。

親御さんの呼び出しは避けられないだろう。黙りの教師もイジメ相手もたまったもんじゃない。

こんな突飛な行動をする相手に嫌がらせをしたいとは思わないだろう。

何するか分からないのだから。

もちろん自分が当人ではなく親であったり、近しい人間の立場である場合も何かしらアクションを起こして、イジメのの空気をぶち壊す事も可能だと思う。

綺麗事だけでは問題に直面した時、身を守れない可能性が高い。大事な誰かを守る為に自らキチガイのペテン師を演じて守る事も時には必要かもしれないと僕は考える。










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