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いつかのアジアのそらのした⑰さらばラオス~またいくね

アジア旅17日目のこの日はラオスの首都ビエンチャン三日目を迎えた。この日タイのバンコクに戻る。ゲストハウスのチェックアウトは12時でバンコク行きのバスは17時なので朝はゲストハウスでのんびりすることにした。今夜はバスで夜を過ごすのだから体力温存しておこうという作戦だ。友達はお腹がゆるいらしい。アジア達でお腹がゆるくなることは多かった。この時点では大丈夫だったけど旅の後半では結構な確率でお腹がゆるくなり痩せたなぁ。あの時の戻りたいぐらい痩せたのだ。

話をもどしてラオスの三日目の事。昼は前日と同じくチャイナタウンで食べた。やはり美味しいご飯だった。けれど何故かシェイクは美味しく無い。シェイクはラオスの人が作るのが美味しいと思う。ご飯を食べて何しようと手持ち無沙汰になった。17時まで時間があるのだけど遠くに行くには時間が足りないという中途半端な状態。お金も無いしなぁ・・・と思い両替をUS2ドルだけしてパン屋さんへ行った。パンとケーキってテンション上がるね。それを買うだけでうきうきしてた私達。

噴水のような丸い椅子の所に座ってのんびりしていたら、ハンモック売りのおじさんに声をかけられた。ベトナムから出稼ぎで来ているのだという。おじさんのパスポートはラオスの入出国のスタンプだらけだった。その後トゥクトゥクのおじさんも交わり、ずっと話していた。タイは凄いとかホンダのバイクは凄いとかね。ラオスにはタイの製品が沢山入ってくるらしい。

同じホンダのバイクでも中国産は550USドルで、タイ産は1100USドルとなんと倍の価格なのだそう。タイ産のバイクが断然性能が良くて壊れないとの事。そんな話をしながら気づいたら4時頃になっていた。トゥクトゥクのおじさんとずっと話してたけど一度も客引きをしてなかったのが心配。家には赤ちゃんと奥さんがいるのにね。

ラオスの良いところは人がいいと思う。素朴でぼらなくて、旅行客にも普通に話してくれるし商売抜きで話してくれるのがいい。何日かいるのだったら、このおじさんのトゥクトゥクでビエンチャンを周るのもいいと思う。そんなラオスの良いところを再確認する日にラオスを出ることになるなんてね。旅ってそうゆうものなのかもしれない。8日間のラオスの旅だった。旅でどこに行くのかは重要だけど、こんな風に地元の人とゆっくり話したりすることが一番贅沢で楽しい時間だと思う。

トゥクトゥクのおじさんとバイバイして宿に戻り、荷物を準備したりしていると一時間半後にお迎えがきた。17時の約束が30分遅れぐらいだからアジア時間としては正確な方だと思う。バスでノンカーイまで行きイミグレで15バーツ取られた。ラオスの通貨キープなら2500もう少し安いらしい。この辺り調べて無かったのが痛かったね。ラオスの地球の歩き方を古本屋で違う本に変えてしまったんだよね。早まったね・・・

無事にタイに入国した。ノンカーイの友好橋は立派だった。日本のODAってすごいなぁって感じ。ラオスとタイの国境を結ぶ橋は日本のODAの協力により作られてるのだそう。

そんなバスの旅だけどVIPバスはクーラーが効きすぎて寒かった。上着を持っていて良かったけれど寒すぎて運転手に寒いと言うと上着を貸してくれた。それを友達とかぶり寒さをしのいだ。柱がある席で狭いし、19時半には電気を消して消灯するし、夜中0時に休憩してご飯食べる時間にするしで、なかなかに辛いバス旅だった。これならスローボートの方が格段に良かったな~と思いつつ寝落ちした。

この日の明細は2USドル両替→21100キープ、昼ご飯8000キープ、バナナシェイク5000キープ、クッキー8000キープ、クロワッサン4000キープ、マッフイン10000キープ、水1000キープ、イミグレ15バーツ

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