宗教画から学ぶNFTの広め方(エッセイ)
どうもIttuです!
また仰々しいタイトルをつけてしまいました笑
宗教画とNFTがどう関係あるんじゃい!と思う方もいるかもしれませんが、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです笑
宗教画の役割
まず宗教画について少し解説しましょう。
急に宗教画と言われてもイメージしにくいと思うので、いくつか宗教画の例を挙げましょう。
こんな絵や。
こんな絵のことです。
このように、宗教の世界観を視覚的に絵でわかるようにしたものを宗教画と言います。
ではこの宗教画の役割とはなんなのでしょうか?
一言でいうと「文字が読めない人にも宗教を布教するためのツール」です。
当時のヨーロッパでは一部の王族貴族を除いてほとんどの人は、文字を読むことができませんでした。
そのため、聖書などの文字で書かれた本だけで布教することはかなり難しかったんです。
そこで使われたのが宗教画。
文字が読めない人でも絵で見ればなんとなくの世界観は伝わりますよね?
横で牧師さんが口頭での説明を添えれば、さらに教えを理解できるはずです。
つまり、宗教画は宗教を一般大衆に広めるために使われた情報伝達のツールだったということですね。
NFTの現状
さてもう勘の良い方はお気づきかもしれませんが、初期の宗教が一部の文字が読める王侯貴族だけのものだったように、現状のNFTも一部のリテラシーが高い人達だけのものになっています笑
実際にNFTを買って、その楽しさを体験するまでには、取引所の開設やメタマスクの作成など、いくつもの壁を越えなければいけません。
もちろん、NFTについて親切丁寧に解説した記事や本などは増えてきていますし、そのおかげでNFTに踏み出した方々も多いはずです。
ただこれって、先ほどの宗教画の例で例えると、「文字が読めない人用に語学力がつく教科書作ったから読み込んで!んで文字読めるようになったら聖書読んで理解して!」
って言ってるようなものなんですよね笑
つまりNFTを理解するためには、まだまだかなりの前提知識を必要とするということです笑
(逆に今の状況でNFTに参入してる人たちほんとすごい!)
この状況だとなかなか大多数の人がNFTに参入するのは難しいでしょう。
そこで必要になるのが宗教画のような、分かりやすく体験を伝えるツールです。
なんの前提知識も必要とせず、ただ普通に生きてたらNFTとかいうやつをゲットしてた。
んで、気づいたらコミュニティに参加して楽しんでた。
というような、簡単に感覚を理解できるものが出てくれば、よりNFTが身近なものになり、認知が進んでいくのではないでしょうか。
なんか尻切れトンボになってしまいましたが、軽くまとめますね。
・宗教画は文字が読めない人に布教するためのもの
・大多数の人はたくさんの知識を必要とするイノベーションについて来れない
・NFTを広めるためには宗教画のような分かりやすい方法が必要
って感じですかね!
なんか問題提起だけして終わりっていうのも少し後味悪いですが、これからも頑張ってweb3マスアダプション進めていきましょう!!!