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英語教材は参考程度でちょうどいい

こんにちは、
じぶんEnglishの中村一途(Itto)です。


今日のレッスンでこんな質問をもらいました。

「シャドーイングする時に分からない単語は調べたほうがいいですかね?」



いい質問です^^

それに対する僕の答えは
「調べたかったら調べたらいい」というもの。

この答えに質問をした生徒さんはもっと明確な答えを期待していたらしく、
「????」な表情をガッツリだしていました^^;



べつに、どうでもよく投げやりになって答えているわけではありません。
ちゃんと理由があって答えているのでその理由を説明させてもらいますね。



結論から言ってしまうと、

「単語を調べたほうがいい」
「そのほうが効果的で効率的」

と頭で分かっていたとしても、その生徒さんがそれらの単語を「知りたい」
と思っていないと調べることがしんどくなる可能性が高いです。



調べるのがしんどいのに調べなきゃいけないと思ってがんばっていると、
けっこうな確率でシャドーイング自体がしんどくなってやめてします可能性がたかまります。


そうなったら本末転倒。

何よりも大切なのは「楽しさ」「面白さ」「好奇心」を感じながら英語のトレーニングをすること。



なので、その生徒さんが「分からない単語の意味を知りたい」「単語が分かるとシャドーイングが伸びそう」などと単語を調べること自体に気持ちが前向きならOK

もし前向きじゃないなら単語を調べるのはスルーしていいと思うのです。



ありがたいことに世の中には本やYoutube、ネットなどでいろんな英語トレーニング法を知ることができます。


その一つひとつがかなりのクオリティーで細かく教えてくれています。

それらを読んだり見たりすると、

分からない単語を調べる
理解できていない文法を確認する
リエゾンなど英語の音の変化を知る
発音記号で英語の音を発話できるようにする

などなど
いろんなことをやらなきゃ、できなきゃいけないと思いがちです。



でもこれって、

サッカーを始めてまだ間もない人にプロレベルの選手用のトレーニングをさせるようなものだと思うのです。

インターバルトレーニングで心肺機能を上げて
ウェイトトレーニングで瞬発力アップもして
ボールを使ったトレーニングで基礎を確認
3対3のボール回しでパスワークの練習
DF、MF、FWに分かれて戦術確認
最後は11対11で試合勘を養う

それらをすべてハイレベルに!
とかやられたらもうサッカーを辞めたくなるんじゃないかと思うわけです。



それと同じで英語のトレーニングも、

やったらいい、やれたらいいことを全部しっかりやろうとする、
やらないとダメだと思って取り組もうとすると、

まあまあの高い確率で
「ハアハア、もう無理です、できません、許してください、、」

となって挫折することでしょう。



なので、
いろんな本やYoutubeはとても有益なのですが、あくまでも参考にして
あなたの楽しさ、面白さ、好奇心を大切にしてあげてください。


そのほうが続きやすいし、

結果的に気づいたらなかなかにハイレベルなトレーニングをこなしていることになると思いますよ^^




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