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「言わなけど分かって」はムリゲーです
こんにちは、
じぶんEnglishの中村一途(Itto)です。
英語を話すようになって変わったことの中で一番恩恵を受けていること。
海外を自由に一人で動ける。
海外で暮らし働くことができる。
いろんな国の人と友達になり価値観が広がる。
いろんな生き方や働き方を知りライフスタイルが豊かになる。
いろいろあるんだけど、
もしかすると一番は、
自分の考えや気持ちをハッキリと表現し、
明確なコミュニケーションを取れるようになった。
ことかもしれない。
英語をでコニュニケーションを取るようになる前、
英語で海外の人とコミュニケーションを取るようになる前。
僕のコミュニケーションは、
自分の考えや気持ちは遠回しに、オブラートに包んで表現して相手に汲んでもらえるのを待つ。
(なんだったらオブラート包んで出すもしないで汲んでもらえるのを待つ)
相手がなにを考えどう感じているのかを直接聞いて確認せずに想像する。
(なんだったら自分の想像は絶対正しいと確信をもっていた)
こんな感じだった。
でも英語で海外の人とコミュニケーションを取るようになったとき、
それまでと同じようなフワっとしたコミュニケーションを取っていたら全然意思疎通が取れなかった。
もちろん英語力がたりないっていう部分もあるだろうけど、
そもそも日本人式のハッキリ表現しない、確認しない会話のしかたが一番の理由。
相手のことを理解して、自分のことをわかってもらい、
互いにつながっていくいい関係を築くには、
自分の考え、気持ちをちゃんと表現して言葉で伝えないとダメだった。
分からないことを想像だけで埋めずにちゃんと聞いて確認しないとダメだった。
英語力が足りないうんぬんは実は言い訳で、
一番はそれまでの自分の人生でここまで明確にはっきりとコミュニケーションを取ったことがなかった。
だから、
これだけハッキリ伝えたら相手にどう思われるんだろう。
こんなこと聞いちゃったら相手に嫌われるんじゃないか?
っていう「怖さ」が自分を止めていただけだった。
でも、
勇気を出して、少しずつ自分の考えと気持ちを言葉にして
表現し伝えることができるようになったら、相手との関係が変わった。
勇気を出して、自分が理解できていないことを伝え
今より少しでも分かるように聞いていくことで、相手とのつながりの深さが変わった。
そして、なによりも、
自分の中のモヤモヤが晴れてスッキリ開ける感覚をえられた。
いざ日本人と日本語で同じようなコミュニケーションをとるのはさらに勇気がいたけど、腹を決めてエイヤ!と一歩踏み出してみたら日本語のコミュニケーションでも世界が変わった。
きつくなりすぎているかも、と思ったり、
根掘り葉掘り聞き過ぎかも、と心配したり、
バチバチ、ギスギスな空気になってみたり、
必ずしも全部がスムーズにいくわけじゃなかったけど、
それでも、
色々試して前進していく価値があったなって思う。
僕は自分でいうのもなんなんだけど、
人の反応とか(その他のことも)気にしすぎる方でなかなか自分の正直な思いや気持ちを表現できないでいた。
なのに、我は強くて自分の考えや感じていることが明確にあって
それをちゃんと表現して伝えたいという願望がある、
というちょっと、いやかなり面倒くさいタイプだったのです^^;
でも、英語に出会ったおかげ(大きな副産物)で、
今はかなりスッキリと開かれたコミュニケーションを取れるようになったと思う^^
僕ら日本人が英語を話せるようになって海外に飛び出していろんな国の人と友達になりつながっていいきたいと思う時、
もちろん英語力は大切なのだけれど、
それと同じくらい、いやもしかするとそれ以上に、
自分の考えや気持ちをハッキリと表現し伝えること。
分からないことを放置したり、想像や妄想で埋めず、できるかぎり確認して相手を理解すること。
ここを意識してできるようになると、
英語でのコミュニケーションの質が劇的に向上して、色んな国の人達とのつながりの深さが大きく変わってくると思う。
僕ら日本人にはけっこうなチャレンジで勇気が必要かもだけど、
思い切って一歩踏み出してみると世界がガラッと変わると思います^^
中村一途