解説者か、プレイヤーか
こんにちは、
じぶんEnglishの中村一途(Itto)です。
英語を使える「プレイヤー」になりたいのか?
英語を説明できる「解説者」になりたいのか?
目的によって必要な取り組みが変わってくる。
「英語の勉強をする」というとき、
多くの場合は知識を得ることや理解を深めることが目的になりがち。
これ自体は全然悪いことじゃないんだけど、
知識を増やし理解を深めること=英語を話せる、使える
ではないことを知っておくのとっても大切だと思う。
なぜなら、
知識と理解だけでは「解説者」にはなれても「プレイヤー」にはなれないから。
「プレイヤー」とは「英語を使ってやりたいことができる人」のこと。
大抵の場合は目の前の人とコミュニケーションをとることで、
一人で世界中を旅したり、
海外で仕事をし生活したり、
全く違う文化の友人ができたり、
新しい分野の学びのために学校にいったり、
こんなことをしたいんだと思う。
「プレイヤー」になって英語を駆使してやりたいことをするには、
勉強で得た知識や理解を「実践で使える」ようにすることが必要。
そのためには、
頭で分かっている知識と理解を「口」で音にして相手に伝えられるようになること。
頭の知識と理解を自分の「口」が自然と言えるようになる。
このプロセスが「プレイヤー」になるために必須。
例えばテニスだったら、
テニスのルールを知っていて、
どの場面でどんな対応をすればいいのかは頭では分かっている。
でも実際にラケットを振ってみたらボールは狙ったところに全然いかない、、、^^;
って感じ。
たくさん本を読んだり、たくさんの試合を見たりすることで、目は肥える。
どの選手の何が優れていて、どんな試合展開になりそうか予想ができて、
けっこういい感じにテニスの試合について語れるようにはなる。
でも、実際にテニスの試合となると、、、
思うようにならない、、、(笑)
テニスの試合ができるようになるには、
本や動画で得た知識を反射的に身体が動くまで反復連取する。
ラケットを何十回、何百回と降る。
そうやって身体が覚えたスキル(知識が身体に落とし込まれたもの)だけが、
試合で考える必要なく表現される。
テニスの試合で、次何をすればいいか、どうやればいいか?
を考えてたらあっという間にボールが目の前を通り過ぎていく(笑)
僕らが普通だと思っている「英語の勉強」って、実は同じだったりする。
知識を得ることでいい感じに英語について語れる「解説者」にはなれるけど、
いざ英語を話してやりたいことをしようとなると、思うように全然できない、、
「プレイヤー」になるには、
仕入れた英語の知識や理解を、身体(英語の場合は「口」)が自然と体現できるまで、
反復練習する。
具体的には、リピーティングやシャドーイングなどのスピーキング練習をする。
そうすることで、
頭だけで知っていた知識が身体(口)に落とし込まれ、
実践で活用できる「スキル」に変わっていく。
「解説者(頭だけの理解)」から「プレイヤー(知識⇒スキルを体現)」
に変わっていく。
もしあなたが、
英語の「解説者」ではなく「プレイヤー」になりたいのなら、
「知識(解説者)」を「スキル(プレイヤー)」に変えていく、
そのトレーニングを意識するだけで大きな変化を体験できる。
完璧じゃなくても自分の英語を駆使して、
自分の人生の「プレイヤー」としてやりたいことに挑戦していきましょ^^
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