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君はどんな俳優が好き?好きな俳優が主演の映画『ターミナル』『イミテーション・ゲーム』 #30DayFilmChallenge

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毎日連載18日目!今日もネタバレ無しで映画おしゃべりをお送りします。

これまでのおしゃべり

登場人物

ことイナリ(文中”🦔”) https://twitter.com/flandore
絵が描けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。この記事のヘッダーを描いている。
いってつ(文中”👓”) https://twitter.com/ittetu_
脚本が書けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。

DAY19「お気に入りの俳優の映画」

👓「俳優を目当てに映画を見ることってある?」

🦔「あんまりないかな。信頼の置けるフォロワーのおすすめを参考にすることが多い」

👓「僕も正直俳優声優を目当てに映画を見ることはないけれど、どれでもトム・ハンクスはすごく好きだな。戦争映画『プライベート・ライアン』での兵士もよかったし、『トイ・ストーリー』では保安官人形ウッディ、『フォレスト・ガンプ』での愛情にあふれた少年のような目が印象的。いろんな役柄に対してレイヤーのある感情を見せるのがうまいと思うんだ」

ターミナル
(原題:The Terminal,2004年,アメリカ)
 クラコウジアからやってきたビクターはジョン・F・ケネディ空港の入国手続きで足止めを食らう。彼が飛行機に乗っている間に母国クラコウジアでクーデターが起こり政府が消滅、パスポートが無効になり入国ができなくなってしまった。一方帰国するにも、すでに彼の国はなくなってしまっていた。仕方なく彼は国際線の乗り継ぎロビーに留まることになってしまった。とはいえ、ロビーへの出入りの監視はゆるく、容易にアメリカ国内に入れるようになっていた。ビクター自身も気付いてはいたが、彼の性格がそれを許さず、ロビーの中で先行きの見えない生活を送ることになる。このことをきっかけに出世を目指す空港の警備マネージャーに疎ましく思われてしまうようになっていく。

👓「ターミナルでは母国を失ってにっちもさっちも行かなくなってしまった男を演じている。英語が全然わからないから、警備マネージャーのオフィスに呼ばれても何を言われているかわからない。”とりあえず愛想よくしとこう!あっいまクラコウジアって言ったよね?クラコウジアイエーイ!”終始こんなかんじ。その直後ニュース番組で母国でクーデターが起きて内戦に陥ってしまったことを知って、空港で一人パニックになってしまう孤独な男。この落差がすごくいいんだ」
👓「空港の中でなんとかお金をやりくりしたり、空港の職員と次第に打ち解けていく様子を見守るのがすごく楽しいんだ。クリスマス映画ではないけれど、寒い季節に見るのにいい映画だと思う」
👓「見てね」

🦔「あい」

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
(原題:The Imitation Game,2014年,アメリカ)
 1951年。自宅に空き巣が入り、その捜査のための事情聴取を受けることをきっかけにアラン・チューリングは青年の日の出来事を回想する。
 1927年。アランは寄宿学校で鬱々とした日々を送っていたがパズル好きの少年クリストファーの影響で暗号の世界にはまっていく。友人への敬愛は次第に恋心へ変わっていき、クリストファーに思いを伝えようとするが、その直前彼は肺結核で亡くなってしまう。
 1939年。イギリスがドイツに宣戦布告。イギリス海軍は数学や言語学のエリートを集めてドイツ軍の暗号機エニグマを解読するチームを立ち上げる。アランたちはエニグマの暗号を解く巨大計算機”クリストファー”を作り上げる。しかし毎日午前0時に暗号のパターンが組み替えられるエニグマに対しクリストファーの計算が追いつかず、毎日ドイツ軍の攻撃によって人々が殺されていく。
 暗号解読という極秘作戦に従事したこと、自身のセクシャリティといった大きな秘密を抱えた孤独な科学者の人生を追走する、実話をもとにつくられた歴史ドラマ映画。

🦔「ベネディクト・カンバーバッチ主演のイミテーション・ゲーム」
🦔「べネの芝居が好き。舞台『ハムレット』ではハムレットをやっていたけれど、強いけど脆い人物や、悲痛な芝居がうまいと思う。この作品では無自覚に人を見下すアランの表現がうまいと思う。終盤、投薬を受けて衰弱していく場面でも、人物が受けているダメージ、脱力感を克明に表現している」
🦔「ビジュアルの話になるけれど、この映画は全体的に画面が青緑っぽく死起債調整をされているのが印象深いね」

ことイナリ🦔による劇中カット模写。

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