キャバクラのインターンに参加しました
株式会社バルセロナというキャバクラ(北海道でいうニュークラブ)の3daysインターンに参加してきた。
「なんでキャバクラ?」と思う人もいると思うけど、実はバルセロナはコンサルや商社を志望する就活生にはそこそこ人気のインターンだ。
実際、今回のインターンでは20人ほどの参加者のうち、北海道からの参加者は僕のみで、あとは東大京大をはじめとした有名な大学が勢ぞろいという感じだった。北海道の会社にもかかわらずだ。
非日常的な体験ができるインターンだったので、是非皆さんにもお勧めしたい。
バルセロナってどんな会社?
バルセロナについて僕なりに簡単に紹介する。まず考えてほしいのが、「キャバクラのインターン」って聞いたことありますかって話。
バルセロナは、業界で初めて「新卒採用」を行っている。優秀な人材を集め、IT、データを活用し、ただでさえ利益の大きいキャバクラ業界に進化をもたらそうとしている。
キャバクラと聞くと悪い印象を持つ人もいるだろうけど、バルセロナは完全にフェアな経営でそういった偏見を払拭し、人々に自信やパワーを与えるキャバクラを、日本の誇れる文化として世の中に広めることに挑戦している。
インターンの内容
インターンのメインコンテンツは、開発中のキャスト(キャバ嬢)用社内アプリのブラッシュアップ。
これがかなり難しくて、アプリ自体はすでに来月完成予定で、アイデアベースの「こんなの面白そう」っていう機能を募集してるわけじゃなくて、事実に基づいたアプリの「改善」を求められる。なんだけど、参加者はほとんど予備知識がないキャバクラ業界のことを1日しかインプットする時間がないし、アプリもまだ運用してないから、まったく何が課題なのかわからない。
これを、3,4人のチームに分かれて改善・運用案を幹部にプレゼンするのが3日間のゴールだ。
サブコンテンツもかなり充実している。
アイスブレイクとして、チーム対抗でキャストになりきって、お客さんに一番モテるLINEの返信を考えた。理論だけじゃなくて具体的な言葉や絵文字も再現しなきゃいけなくて、男だけのチームは余計苦労した。(僕はここで結構活躍したと信じたい)
1日目の最後にはオンラインキャバクラ体験をする。本来はすすきのでリアルキャバクラ体験ができるから、これも人気のひとつかもしれない。嬢と話すのは面白い体験だったけど、インターン学生の相手をするのは流石にトップキャストではないから、良くも悪くもキャストのリアルを知る機会にもなった。(同じチームのR君はなまら楽しそうだった。)
(オンラインで話した"ひーたん")
それと、インターン中は毎日昼と夜に出前でお弁当が届く。チームの人と「北海道は海鮮だわ~」「海鮮天ぷら丼キタw」みたいな話をするのが楽しい。
さらに、北海道の銘菓やお酒が結構、思ったより豪華に届いて、インターン参加者で懇親会なんかもある。(焼き弁、白い恋人、じゃがポックル、六花亭、サッポロクラシック、ガラナサワーetc.)
まとめると非日常的な体験が多くて楽しい!
感想
ここからは、超個人的なインターンの感想。これが僕にとって初オンラインインターンだったのと、本選考にも直結してるから若干書きにくいんだけども。
・他のインターンに参加していないのでアレだが、参加者の経歴や個性が豊かで、めちゃくちゃ優秀。就活意識が高い。(就活用語ばっかりしゃべってて、何を言ってるかガチで分からないタイミングがあった笑)
・ただ僕が普段関わる大人たちと比べると学生っぽさを感じた点があって、フィードバックでいろいろ言われたときにネガティブにとらえすぎだなとは感じた。それ別に人格を否定されてるわけじゃなくて、改善のためのヒントでしょって。
・あと偉そうに言うと、全体として「成功事例を抽出する」という手法にかなり拘るので、目的達成のための手段が目的化してしまう点が本質的ではない気がした。あまり手法に拘りすぎるのは、僕なら働きづらさを感じてしまうかもしれない。
・やはりインターン内容がかなり充実している。メインコンテンツもやりがいがあるし、それ以外の出前やプレゼント、キャバクラ体験、社員さんとのコミュニケーションも印象に残る。
・強いて言うなら、3日間パソコンの前に固定されるのはかなり疲れたので、対面での参加がおすすめ。対面ならキャバクラ行けるし。
以上です。興味を持った方はバルセロナのインターンを調べてみてはいかがでしょうか。