私とあなたの「一冊」〜奮起編〜

マイナポイントが15,000円分手に入った。

さりとて、私は実家住まい両親健在の穀潰し放蕩娘。生活に困っていることもなく、なんなら食費すら必要としていないダメ人間。

このままでは、この15,000円、コンビニでお菓子を買って終わってしまう。

どうせなら、何か大きなことに使いたい!
と、無駄に野望だけは抱きつつ、じゃあ、さて、何を買おうか?と二ヶ月ほど悩んだ。

現金を足して、欲しかったバッグを買う?
気になってた諭吉パウダーを買う?
次のサロンでちょっと高いトリートメント使ってもらう?

なんかどれも、キラキラわくわくしてるけど、その後に虚しくなりそう。ずっと続けられない美容とおしゃれほど悲しいものはないので。

それで、ひとつだけ「あ!」って思った。

欲しかった本で、買えてなかったやつを買おう!

実は、今年一年間はどういうわけか(どういうわけか?)佐藤究さんのご著書にハマっていて、軒並み読み尽くしたのだけれど、実は直木賞と山本周五郎賞のダブル受賞作品『テスカトリポカ』だけが未読だった。

ハードカバー高い。

先日発売された『爆発物処理班が遭遇したスピン』だけは、オタク特有のノリと勢いで「良作は実質タダ!!!」とか叫びながら購入したけど、『テスカトリポカ』だけは、本屋さんで何度も手に取っては棚に返していた。

そうだ、『テスカトリポカ』を国のお金で買ってやろう。
これなら、読み終わった後に残るものは、虚しさだけじゃない。

テスカトリポカ、たしか3000円未満で買える。まだ予算は余っている。

それで、そこでまた、「あ!」といいことを思いついた。
私を知っている人たちに「私に一冊おすすめしてください」とお願いして、お薦めしてもらった本を、片っ端から買おう!

それを片っ端から読んで、感想を書き留めていくぞ!と。

リアルの本好きには直接聞いて、ネットではフォロワーさんにお願いして、「一冊」を集めました。
そんなわけで、今日、本屋さんに行って、先発「一冊」買ってきた。あと『テスカトリポカ』も。わーい、右手骨折しそうなくらい重い!最高!

年明けより「一冊」を一冊ずつ、読み進めていきたいと思います。読んだらまた報告するね!


追記
感想書き始めてます。
読書感想文①『十角館の殺人』綾辻行人


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